旅行

インド出張。不思議な感じ

食事は人によって辛いかも。

前提:インドへ出張、出向する人。生活したい人。

前回は到着までの内容しか書いていませんでしたが、今回は本番で現地の内容を書いていきます。

南インドのチェンナイ、2018年5月と9月に訪問していますが、体感的にはとにかく昼は普通に暑く夜は蒸し暑い。それもそのはず北緯13度なので、フィリピンやタイの南の方と同じような位置にあります。
チェンナイに上陸して、もう1つ直ぐに思った事は現地の方々の姿です。勝手なインド人顔を想像していたのは「顔筋が日本人よりかなりくっきりしている」「おでこに点が付いている」「肌の色が黒いが本来は白人なので白い人もいる」と好き勝手妄想していましたが、その通りでした。女性は民族衣装?を着ている方が多いように感じました。女性を見るとインドに来た実感が湧きます。

街並みは?

まず、街並み全般的に砂っぽいというか埃っぽいというか、薄い肌色のフィルターが掛かっている感じではありますが、大都会なので鉄道・モノレール?など普通に走っています。大きな違いとしてはバイクやトゥクトゥクといった軽車両が多いですね。
もう1つ大きな違いは、鉄道もバスも窓が無い!モノレール?は窓がありましたが、窓が無いのはエアコンが付いていないからかと推測します。鉄道はチラ見しか出来ませんでしたがテレビでみたような感じでしたので、一度乗ってみたかったですね。

チェンナイ空港近郊です。左:前方にはトゥクトゥク。右:中型バイクが多いです。
hひひdひだひ左:バス。窓無し。暑い地域だからでしょうか。右:チラ見ですが鉄道。人がいっぱい。

仕事で来たので、もちろん企業へ訪問したのですが、チェンナイがインドのハイテク都市らしく企業が集まっている建物は日本や中国と同じような建物でした。都市の中心部までは行かなかったので高層ビルは見れませんでしたが、露天やほったて小屋のようなところでの物販も多く、発展中の街並みを見ると中国にとても似ている感じがしました。

左:中心部から離れてはいますが、普通に郊外。右:こういう露店も多い。

宗教の寺院もあちこちにありました。日本の大仏などと違って、1つの造形物に沢山の神様?や動物の彫り物があるのと、とにかくカラフルなのが特徴だと思います。何かのゲームで見かける神様らしいものもあり、これはこれであちこちゆっくり見てみたかったですね。

こういう宗教色の強い建築は多い。きれいです。

食事はどう?やっぱりカレー。

インドといえばカレー。どこ行ってもカレー。日本人より好きでしょうね。
そのインドカレー、豆や芋などを使ったベジタブル感が強いものが多い印象です。肉系はチキンカレーくらいで他の肉でお目に掛かる事はなかったです。牛は神様のようなので、当然出てきません。
小さい金属のお椀いくつかにいろんな種類のカレーを入れて色んな味を楽しむパターンと、大きめのお皿に1つのカレーを入れてもらうパターンがありました。カレーに合わせる炭水化物はタイ米のような細長いご飯かパタラという広島のお好み焼で一番最初に作るクレープみたいな薄い生地を焼いたものになります。日本だとナンが有名だと思いますが、ナンも普通にありました。

インドといえばカレー。日本人好みは左かな。

実食してみました感想としては、スパイスが効いた味付けでチキンカレーは日本のカレーに少し近いですが、ベジタブル系はカレー感が弱い印象で若干酸っぱかった気がします。なので日本のカレーとは別の食べ物だと思えば美味しいです。炭水化物は米はタイ米系なのでパサパタ感が強く日本の白米の方が断然美味しいですが、普通に食べれます。パタラは普通に美味しかったです。シナっとした薄いパイのような食感でしたが、カレーと合います。ですが、日本人の私は日本で日本のカレーを食べるのが美味しいと思いました。具材やルーにインドでは食べれない肉系の物が入っているからかも知れません。
でも、カレー屋のマンゴーラッシーはかなり美味しかったですね。
後は暑かったので、アイスクリームも1つ買って食べましたが、瓶詰めのアイスでカッチカチに凍っていて全然食べれない!甘く無いのかな?と思っていましたら、想像以上に甘かったですね。

左:インドにもラーメン屋があります。食べてないけど。右:アイス屋さん。ほんまにカッチカチやで。

インド行って1つ注意なのは食器が綺麗(清潔)かどうかです。スプーンなどが入っている容器の中が汚れていて、食器が汚れていたケースもありましたので、よく見て使わないと体調悪くなるかも知れません。
日本人に取っては、食べ物よりも清潔感の度合いで拒絶するのでは?と思いました。勿論きれいにしている店も有りますよ。

ベンガルールはどうだったか?

2018年の9月に行ってますが、ほとんど写真が残っていない、というか撮っていなかっただけです。
見つけた写真を見ても、食べ物と夜の写真だけでベンガルールと一切分からないものばかりでしたのでアップしませんが、行った感想としては、ベンガルールの中心部まで行った為かインドを感じさせる雰囲気はチェンナイほど強くは無かった事と、標高920mと六甲山頂の高さくらいのところにあるのでさほど暑く無かった為、日本から出向しても住み易いような気がしました。

左:チェンナイ空港。右:空港内のお土産屋。スカーフ?以外には紅茶もたくさん有ります。

最後に。

よくインドに関する会話の中で、住める住めないが極端に意見が別れる話を聞きます。食事・清潔感、それ以外に日本には馴染みが薄い宗教色が町中にかなり色濃く出ているので、何となく疲れるのではないかと思いました。
地元のスーパーにも入りましたが普通な感じでしたので、常にインド色が強い食べ物しか無いわけでは無いと思います。
1週間くらい遊びでインドに行くと、色々と体験すると良いところがもっと沢山見えて、住んでも楽しい場所なのかも知れません。知らんけど。

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