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スターバックスアプリ。中国ではどうなん?

よく使うのであればマスト。

前提:スタバ頻繁に行く人(日本・海外限らず)。

スターバックスマニアのjit-sanです・・・。すみません、自称ということで。
ですが、日本では約10年間しょっちゅう出張していた身として、スターバックスは無くてはならない存在でした。理由は、「2杯飲めばお得感が高く、そもそもコスパ悪く無い(ドリップコーヒー限定)」「そこら辺中にショップがある」「コンセント若しくは非接触充電有って電源に困らない」「ゆっくり座って仕事出来る」・・・。完全に仕事場となっています。
そんな使い方をしているので、お得に使用したい。そこで発揮するのがスターバックスリワードが使えるアプリです。
これ、中国にもあるんです。というか、中国の方が「圧倒的」に早くからありました。21年4月で中国のスターバックスリワードが10周年。中国に来て3年半、アプリ入れるのに手間が掛かるのを知ってたので面倒だったのですが、マニアなので頑張って入れて使っています。
という事で、中国のスタバアプリについて紹介します。

そもそも、中国のスタバはどんな感じ?

スタバ先進国である中国、私が住んでる広東省でも広州市・深圳市ではないですが、それでも本当にあちこち有ります。
日本では約1,600店舗ありますが、中国は約4,800店舗あります。数字上では密度的に日本の方があちこち有る印象ですが、東京丸の内や大阪梅田のような半径300m以内に10も20も店舗もあるのではなく、郊外にも満遍なく店舗を構えているような感じです。

店の作りは日本のものとほぼ同じ、教育もしっかりされているので、中国でも安心に行けます。
メニューも中国オリジナルがあります。私はほぼブラックのコーヒーしか飲まず注文しないので、よくわかりませんが、フラペチーノは普通に置いてます。スイーツは美味しいですが、少し甘さ控えめな感じがします。
日本との違いは、ドリップコーヒーが無い!アメリカンコーヒーがそれに当たりますが、作り方がコーヒーを半分くらい入れてお湯で割ります。そのお湯を入れる作業が丸見えです。それを見て飲む味は結構薄いです。中杯(日本でいうTallサイズ)で25RMB。但しアプリで注文する場合は濃さのカスタマイズ可能(有料)。
日本ではStarBucks Reserve以外では見た記憶がないのですが、ペーパードリップ等でコーヒーを淹れてくれる店が多く、こっちは普通に作ってくれます。中杯で30RMB。
StarBucks Reserveもあちこち有りますし、Roastaryも有りますが、Reserveの中でもDESIGN STUDIOという店も全国にあります。RoastaryもDESIGN STUDIOも行った事が無いので、行ったら書こうと思います。

値段を書きましたが、日本より幾分高いです。それでも結構来客があるので、中国でのスタバのブランド力は相当高いです。


左:中国のとあるスタバ店舗内。日本では売ってないものだらけ。右:レジの隣にミニチュアが売ってます。

アプリ導入と、購買者のメリットは?

アプリは中国で購入したスマホ、もしくは中国でApple IDを取得する事でアプリダウンロードできます。Apple IDを取得するのが結構面倒でした。やり方までは書きません。
また、WechatやAlipayのミニプログラムでもアプリ相当のものがあります。面倒であればそれを使用するでも全く問題ありません。もちろん、アプリ導入は無料です。
アプリとミニプログラムの違いは、
1、店頭で購入の際のアプリで決済はQRコード1回読み込みで終了。ミニプログラムは2回と作業が多い。
 (但し、事前にチャージが必要)
2、【重要】アプリで決済時、スター★が25%(少数第二位切り捨て)多く貰えます。
  モバイルオーダー(Starbucks now)で購入すると、更に0.1★多く貰える(今だけ?)。
ゴールド会員に早くなりたい場合はスタバアプリ導入がおすすめです。

左:アプリ。どっちも同じ。中:日本版TOP。右:中国版TOP。

日本のものとの違い。

購入時の決済方法、チャージ方法などは日本のものとそんなに変わらないので、言葉が読めなくても普通に使えます。アプリ内のカードも選べます。
そんなアプリですが、使えば使うほど違いがありました。
【日本版の良いとこ】
・ドリップコーヒー2杯目100円+税金。
・メールでキャンペーン。よく見るのが、特定の商品1杯買うと同じものもう1杯無料。
【中国版の良いとこ】
・しょっちゅう使う人向け?で割引クーポン販売。
・特定の商品への期間限定の割引クーポンの配布が多い(上記のクーポンとは異なる)。
・結構な頻度?で1杯無料クーポンもらえる。
・デリバリー方式の購入可能。
と、結構違います。日本版のドリップコーヒー2杯目100円+税金はかなり重宝しましたが、中国でアメリカンを2杯目安くしてもらっても、個人的にはちょっと残念な感じなので、あまり嬉しく無いです。
よく使用するのであれば、割引クーポン購入が良いかも知れません。1杯無料+夕方割引10%が何十回分で100RMB弱とかなので、上手く使い切れるとかなりお得に利用できます。

左:日本版購入画面。中/右:中国版。選択した店舗により表示されるメニューが違う。
中国版メニューカスタマイズ画面。日本版より色々出来るかな?

どちらもアプリも階級制を取っており、ゴールドが最上階級となります。
日本版は13,500円以上(持ち帰りオンリーでこの金額)、中国版は15★まで到達するとゴールドになりますが、750RMB以上(日本円で約12,375円程度)、全部アプリ支払いであれば、562.5RMB(9,282円程度)でゴールドになります。買い方次第ではもっと短縮出来そうです。

共通なところとしては、アプリで商品を購入できますので、特に日本では購入するのに結構並ぶと思いますが、店内で飲むなら席を先に確保してアプリで購入、作ってもらっている間に何かをしているという感じで待って出来上がれば取りに行くようにするのは良いと思いますが、アプリで買っている人かなり少ないですね。時短含め良いと思います。中国でも全く同じ事が可能です。

支払い方法について、日本版は店頭購入・モバイルオーダー共にアプリ内のカードにチャージしないと支払いが出来なかったと思いますが、中国版は店頭レジで購入する際はアプリだけで完結させようとすると日本同様にチャージしておく必要があります。Starbucks nowで購入する時はチャージ以外にWechat・Alipay・銀聯カードで支払いが可能です。

中国版決済画面。貰える★が表示。中:使用できるクーポンは文字の色が黒くなります。
左:アプリ内のカード選択。中:有料クーポンの種類の一部。右:★貯まると貰えるもの。

最後に。

スタバアプリ、日本版も中国語版もアプリの作り自体はUIを結構丁寧に作られており、スマホ音痴の方でも使いやすいと思いますし、デザインも良いように感じます。日本版より中国版の方がセンスがあるように感じます。
中国でもRewardが有り、少しお得に購入できたので、こういうものは少し手間でも入れておくのが吉が良いと改めて感じました。

15★でゴールドメンバーになりますが、25★まで貯めるとゴールドカードが郵便で送られるようです。目指せるでしょうか?自称マニアなので、頑張ってみます。

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