かなり良い線来てます!
前提:アップルパイ好きな人。中国で美味しいスイーツ食べたい人。
海外では食がどうしても合わない、という話はよく聞きます。2年前にインドへ出張2回行った際は想像通りカレーを毎日食べる事になりましたが、結構美味しかったです。しかし、長期間似たような食ばかりだとどうしても飽きが来るので本当の意味で食が合うのか、わからないものです。
比較的日本人の口に合うものが多い地域は香港や台湾でしょうか。私も広東省に駐在している身として、3連休など少し長めの休みの際には1日は香港へ行き美味しいものを食べたりしていましたが、去年から世の中が一変し香港入境出来る状態では無くなってしまい、いつになったらいけるのかすら目処が立たずになっております。
中国大陸側でいえば、美味しい店はあるし美味しくない店もありますが、ことスイーツに関しては日本人のスイーツの味とはかなり違う店が多いように感じます。甘さ控えめを通り越して甘くないものが多い感じを受けます。
日本のスイーツ店
そんななか、私がたまたま林檎が好きで、日本ではアップルパイを見かけたらそこそこの頻度で購入しては食べていたのですが、大きいと食べきれないので小さいサイズのものを好んで買っていました。数年前から日本に「RINGO」というチーズタルトの「BAKE」系列のアップルパイ専門店が出来、あちこちで見かけるようになりましたがハマるとホームページ等を色々とみる癖があってみていたら、その店が中国大陸、それも上海と深圳に2店舗ずつあるという事でした。中国の南側では香港に多くの日本のスイーツ店がありますが、広東省ではあまり見かけない印象を持っていただけに深圳に2店舗もあるのは驚きでした。
そんな中、深圳市内での仕事がてらに行くことが出来ましたので実食してきました。
深圳のお店
深圳に2店舗ありますが、どちらも西側の南山区と宝安区にそれぞれあります。
南山区の方は、https://ringo-applepie.com/shop/shenzhen/
宝安区の方は、https://ringo-applepie.com/shop/uni-walk/ を参照ください。
どちらもショッピングセンターの中のテナントとして入居しています。私が行ってきたのは南山区の海岸城(Coastal City)の方です。中国のショッピングセンターは日本のそれと対して変わらないくらい立派です。都市によって規模感・入居店舗などが異なりますが大都市 深圳はかなり立派です。そんなショッピングセンターの2階にありました。ショッピングセンターの外側に向いて入口がある店舗なので見つけ難いと思います。店舗の雰囲気は日本と似たような感じでアップルパイの良い匂いがします。店頭の「RAPL」の意味はわかりません・・・。
商品や価格はどんな感じ?
ここで販売していた商品は、「アップルパイ」「(忘れましたが)ストロベリーなんとかパイ(期間限定)」「ソフトクリーム」「チーズ入りのりんごの飲み物」の4つくらいだったと思います。今回はど本命のアップルパイを4つ購入。値段は4つで90元なので日本円で1,440円。日本で4つ買うと税込1,512円なので、日本で買うより安い!これはちょっと驚きです。日本の商品は中国で購入すると概ね日本より高く、それも1.5倍以上する事が多いです。日本では100均で売っているものが中国だと10元(160円)だったり、中国でもあちこち有る無印良品も100均と同じくらいの価格上昇率です。製造国は中国なのに・・・と思いながら購入する事もあります。商品を包むパッケージも日本のものと全くと言って良いほど同じです。更に会員証を登録する事も出来て、割引券などが貰えましたので、初めて購入する際は会計する前にWechatで登録することをお勧めします。
実食!実力はいかに?
安かろう、(味が)悪かろうでは話になりません。こと中国でのスイーツは個人的には少々期待値が低いところもある中での実食となりました。会社に戻り家に帰宅してから食べてみましたので、購入後数時間経過した状態での実食でしたが、一口食べて「はい、美味しい〜!」です。
ほぼ日本と同じだと思います。パイも良い感じで中のりんごはゴロゴロと入っており、カスタードクリームもきっちり甘いが甘過ぎず、りんごの甘さと軽い酸味も感じます。日本のものと同時に食べ比べが出来ないのですが、ほぼ味・大きさ共に同じだと思います。時間経っても全然美味しいですし、トースターで少し温めてから食べると更に美味しいと思います。