隔離中に方針が変わるのは本当にやめて欲しいです。
2022年は年始は日本にいることが出来たものの1月5日早々に中国に向けてフライトとなりました。
そして、ホテル隔離は終わったものの、現在も自宅で半分隔離的な生活をしております。
1・2回目とは異なる内容もありましたので、簡単に体験談を書いてこうと思います。
成田出国時〜フライト
私が中国に飛んだ時はまだありませんでしたが、その後2つ事前にやる事が増えています。
フライト日の7日前にPCR検査を受診する必要。中国当局指定医療機関で検査を受ける必要があります。
7日間(搭乗の前日まで)の健康観察及び自己健康状況観察表の記入が必要となります。
それ以外はフライト2日前のPCR検査とWebによる申請、Wechatからの14日間の健康状況申告によるQRコード発行は引き続き必要ですが、ここは今までとほとんど変わっていません。
フライト当日の成田空港は今まで同様と思いきや、通常7時チェックイン開始で行列が出来ている筈なのに、7時前に既にチェックインを開始していました。
すぐにチェックインを行いましたが、原因は出発を30分繰り上げるとの事。
現地(中国側)での対応に時間が掛かるから、というような話だったのですが恐らく到着時にやる事が増えておりそれの時間が掛かる事で帰りのフライト時間にも影響が出るからでは無いかと思いますが、事前にメールやSMSで連絡を貰えると助かるのですが。
手続きも終わり、出国審査の直前にある税関で免税購入書類の提出はなく、そのまま出国。
免税店は半分以上閉まってましたが、それでも中国の空港の出国エリアと比べれば比較にならないくらい明るく賑やかです。
予定通り?定刻の30分前にフライトとなりましたが、ここでも今までと違うものがあります。
中国入国時のカードが今までと全く違うものになってました。これはイミグレで渡す紙です。
黄色から青に変わっただけでなく、書く内容なども若干異なります。
今までは出国時に記入するカードも一緒になっていましたが、今回はそれがありません。中国出国時はどうするのでしょうか?
フライト自体は予定通りのフライトでしたが、成田で搭乗客が機内に乗り込む時にCAさんの団体も一緒に乗り込む姿がありましたが、復路の業務をする為の方々だったのでしょう。
中国便は全て当日とんぼ返りするので、往路で業務についているCAさんが復路も業務するのは相当しんどいので乗り込んでたんだと思います。
中国到着時〜ホテル
到着後、書面記入・アプリ内容確認・アプリ本確認・PCR検査・結果待ち・入国・手荷物入手・バスに乗って隔離施設に行く、という一通りの流れは微妙な違いはあれどほぼほぼ同じ。
言葉が喋れなくても慌てることは無いと思いますが、フライト前から作成する全ての申請書面の名前はパスポートと同じアルファベットで記入しないと、書き直しさせられたりします。今回私はありました・・・。
日本人だとついつい漢字で書いてしまう事がありますし、それで中国側で通る事もあると思いますが、パスポートと同じアルファベットで記入をすれば間違いなく問題が起きません。
手荷物も入手し、中国のお世辞でも綺麗とは言えないガッツリ消毒済みのバスに乗り込み隔離施設に行くのですが、到着するまでどこの施設に行くのか?わかりません。
広東省だといくつか海外からの入国時の隔離専用の施設を作っているニュースを見たり、実際に使用することになった人の記事を見たりしてましたが、このバスにもそこに行く場合の事前に登録するためのQRコードが窓に貼ってましたので、隔離専用の施設に行くものだと思っていましたが、結局ホテルでした。
バスがホテルに到着後、関係者が乗り込んできてQRコードを見せて、読み込み事前に情報登録するように指示を受けましたが、行く先の施設によってやり方が若干異なると思います。
隔離中は?
ぱっと見の部屋の感じは悪くなく、シャワーのお湯が出ないとかって事はありませんでした。
床はカーペットだからか、カーペットの上のビニールを一面敷いてました・・・。
仕事で来ている為隔離中も仕事をするのですが、テーブルが小さい・椅子がソファーしかない・それぞれの高さがマッチしていない、コンセントまで遠い、という仕事する姿勢としてはかなりしんどい状態でパソコンカタカタやってました。
ちなみに、今回のホテルはハンドタオル2枚はあったものの、バスタオルは無くホテルに要望しましたがダメでした・・・。
更に無線通信では手持ちのWi-FiルーターもホテルのWi-Fiも接続が不安定、通信速度も遅い為、週5日は仕事している身としては最高にストレスが溜まりました・・・。
逆に休みの日ではネットショッピングも普通に出来ましたので特に不自由な事はありませんでしたが、このホテルガチャなんとかならんものでしょうか・・・?
私の家が今回のホテルと同じ市内では無い為、私と入れ替わりで先に一時帰国していた同僚の話から今回の隔離はここのホテルで14日+自宅がある市のホテルで7日強制隔離するものだと思っていました。
しかし、確認したところ、このホテルで21日+自宅で7日ということがわかり、21日間仕事するのに非常に厳しい環境で仕事していた事と運動もほぼ出来ない為、肩周辺と、10年以上前に怪我した右足の足首が固まって痛い状態に・・・。
そういう意味では3回のホテル隔離の中では最も辛かった隔離となりました・・・。
せめて、ホテル敷地内か同じフロアだけでも良いので部屋から出て歩けると良いのですが、部屋の中で幾ら歩こうとしてもペラペラのスリッパでは続きません。
1回目2回目も同じですが、中国の隔離ホテルに冷蔵庫無いんです・・・。
前回との違い
という事で、ざっと書いてみましたが、中国入国するにあたっての違う点としては、
①フライト当日から7日前にもPCR検査が必要
②フライト時間の前倒しの可能性
③中国入国時(イミグレで渡す)の紙
④ホテルガチャと隔離期間とホテル備品
の4点となりますが、注意なのは②と④です。
②は日本発のフライト時間がかなり早いと、ただでさえチェックインカウンターは大行列で時間が掛かるのに出国エリアでの買い物とかに時間が無くなりますので要注意です。
④のホテルガチャはもうどうしようも無い。
ネットショッピングがOKなところであれば、21日隔離が決まって入れば、健康機器とか座るクッションを買うとか・・・。
最後に。
中国入国の際の隔離期間21日とか28日は本当にきついです。期間と環境。
わかっているものの、体に少し異変が出てくる状況になるとは思っていませんでした。
逆にいうと、環境さえ良ければある程度隔離生活も良く思えるところが見つかると思いますが、このホテルガチャはホテルに到着し2日目3日目くらいに当たりハズレがわかってくる感じです。
当たりは天国、ハズレは地獄。しかし、天国でも21日なり28日隔離なので日本への一時帰国はどうしてもためらる要因になるので、今回のようにホテルはハズレでも期間が7日とかになるのであれば我慢出来る地獄になるのですが・・・。
今回のホテル、3食付きで1泊450元(日本円で約8,100円)でした。
21年11月に日本一時帰国の時に泊まったホテルは部屋が倍くらい広く豪勢な朝食付きで1泊8,500円前後、バスタオルも冷蔵庫も有りで昼夜はコンビニで合わせて1,000円くらいで合計9,500円・・・。
1日1,000円ちょっとでかなり快適になるなら、そっちかな〜。