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今年2度目の出張(長沙市)

臭豆腐の匂いがあちこちします。

前提:長沙市に行きたい人。

中国は3月に入ってからは日本と違ってマスクしている人もかなり減り、ほぼコロナ前の状況です。流石に公共交通機関に乗る時は、一般人もマスク無いと乗れませんが、店の店員さんなどのサービス系業務の皆様はほぼ100%マスクつけて働いています。
そんな状況で先週は広東省を離れた出張に行ってきました。

長沙市ってどんな街?

中国は毛沢東出生した省でもある湖南省という広東省の隣で真北にありますが、長沙市は省都となります。更に北に行くと武漢市がある湖北省へ続きます。私がいる街から約700km離れており、日本で例えると東京から青森と岩手の県境くらいの距離となります。緯度としては、鹿児島県くらいでしょうか。
ですが、私がいる広東省と比べ、この時期ですと気温が大体10度くらい低く、そのせいで防寒対策が甘かったので1発で風邪を引いてしまいました・・・。
この都市の細かい内容はこっち見てください。https://ja.wikipedia.org/wiki/長沙市

左:行き先が読めませんね。シャオヤンと読みます。

今回は新幹線に乗って行ってみました。
前回の厦門出張同様、いろんな手続きを行い、新幹線へ乗り込み約3時間で到着しました。大体時速300kmでぶっ飛ばして走行していましたが、日本の新幹線とほぼ同じ感じで乗れました。そんなに揺れも有りません。
日本と少し(かなり?)違うのは、客の荷物がみんな大きく非常に乗り難い事と車内が会話や電話で非常にうるさいことです。はっきり言ってゆっくりできないので、出来れば乗りたくないですね。飛行機は飛行機で中国だと遅延が・・・。

みんな、こんなに荷物を持って乗り込みます。
左:時速300kmまで出ていたようです。右:長沙南駅到着列車情報で早点(早く着く)の表示。初めて見ました。

そんなこんなで到着しましたが、ここではリニアモーターカーが運行しているようです。写真は撮れませんでしたが、かなり遅い速度です。

街並みは中国のどこにでもあるような街ですが、ずっと街が続いているような感じではなく、少し離れると山や農村が見えてくる感じです。なので、物珍しいものはあまり有りませんでした。

左:長沙南駅外観。長沙駅というところも有ります。右:リニアモーターカーの駅。
長沙市の街並み。整備されているところは本当に普通な街。

食事はどう?

湖南省といえば湖南料理が有名ですよね(知らんか)。中国国内でいろんな料理の種類がありますが、中国一辛い料理です。日本だと四川料理が辛いイメージがありますが、それより辛いです。
昼ごはんは地元の料理屋さんで食事しましたが、美味しかったですが、やっぱり辛かったですね。
特にニンニクと油を使用する料理が多いので、お客様と会う前に食べるのはどうなのか?と思いましたが、みんな食べてるから気にしないんでしょう。

昼食のお店。店内は結構きれいにしていました。
左上:食材を選びますと、右:こんな感じで食事を提供してくれます。合計で約150元くらい。
右下:消毒済みラッピングですが、儀式として同時に出てくるお茶やお湯で洗うのがデフォルト。

夜は街中で食事したのですが、屋台が有名なようなんです。
ショッピングセンターの周辺や川辺周辺にずらっと並んでいて、色々売っています。
その中でも湖南省で有名なのが「臭豆腐」。発祥の地でもある長沙では、唐辛子やひき肉のタレを掛けて出される事が多く、豆腐も黒いもの(外観は真っ黒、中は白い)も有ります。
豆腐を低音の油でじっくり揚げて、タレをかけるだけなので、屋台でも何普通に売っており、値段も10元(160〜170円くらい)と安いので、ファストフードのような感じですね。
独特な匂いがあるので、好き嫌いが大きく分かれると思いますが、私は・・・進んで食べたいとは思わないです。またコロナ禍なので、一応マスクも付けていましたが、臭豆腐を食べた後にマスクすると大変です!

左:屋台。あちこちに有ります。右:臭豆腐。1つ注文すると豆腐が8個くらい入っています。

最後に。

街自体は特徴があるわけではなく、観光地も多くないので、日本人が行きたがるような場所ではないように思いますが、毛沢東が生まれた場所で彼が青年時代の姿を岩で作った所(橘子洲)も有り、中国の歴史に少し触れる事ができるような地域でも有りますので、それはそれで1度くらい観光で行っても良い街だと思います。

公共交通機関に乗る時に、WechatやAlipayのミニプログラムで各地域や市のバスの支払いが出来るバスカードを取得出来るのですが、長沙市でバスに乗った際に支払アプリによって使える市とそうでない市がある事に気づきました。長沙市ではWechatは使えず、Alipayは使えました。
WechatやAlipayの中国2大支払アプリですが、ちょくちょく一方が使えないケースが有り、たまに不便を感じます。例えると、クレジットカードでVisaは使えるが、マスターカードが使えないといった事を思ってもらえればイメージしやすいのですが、その頻度がスマホアプリ系だと結構な頻度で起きますので、結構ストレスに感じます。どこかでWechatやAlipayについても書くつもりでいますが、もう少し色々と試そうと思います。

左:WechatのTransit card画面(長沙市無いです)。右:AlipayのTransit card画面。


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