マイル・チケット

飛行機使ったら安く購入出来るきっぷ紹介。【購入方法】

ひと手間かかりますが、そこそこ使えます。

前提:(国内線・国際線どちらでも)ANAで飛行機移動する人へ。

旅行で飛行機を使うと結構な運賃が掛かる上、空港から移動するとなると更に交通費がかかるのは当然なのですが、用途次第ではお得に使えるお得なきっぷがいくつかあります。
最近、新しいきっぷが発売される紹介のサイトを見て、今回まとめて紹介します。

空港アクセスナビとは?

いきなり、きっぷと関係ない見出しを書きましたが、これを使用しないと買えない為、これから説明します。
ANAで航空券を購入した or 予約した際にANAのサイトやアプリから出発地から空港までのルート・空港から目的地までのルートを検索してくれる独自の検索システムです。
空港アクセスナビで検索した結果から、お得なきっぷが購入できるようになります。
ですので、ANAで航空券を購入・使用する事がお得なきっぷが購入できる前提となります。

買えるお得なきっぷの種類。

全てを網羅している訳ではありませんが、私が知っている・実際に使用したきっぷは以下となります。

Tokyo Subway Ticket(京急羽得きっぷ&Tokyo Subway Ticketセットも)

Tokyo Subway Ticketは東京メトロ+都営地下鉄前線乗り放題のチケットです。24時間・48時間・72時間の3パターンあり、初めて改札機にきっぷを通した時間が使用開始時間スタートとなります。ですので、昼12時に初回改札通したら翌日昼11時59分までに改札内に居れば有効となりますので、誰でも購入できる「都営地下鉄・東京メトロ共通一日乗車券」とは異なります。
値段は24時間で800円・48時間で1,200円・72時間で1,500円となり、都営地下鉄・東京メトロ共通一日乗車券の900円よりも安く使い勝手も良いきっぷです。
また、東京都内の観光地などでいろんな優待を受けれる「ちかとく」も対応してます。
受け取り場所は下の地図をご覧ください。

参照:東京メトロ

上記のTokyo Subway Ticketに京急線の羽田空港第1・第2ターミナル駅から泉岳寺駅までの往復乗車券「京急羽得きっぷ」を抱き合わせたセットもあります。
値段はTokyo Subway Ticket24時間付きで1,300円・48時間で1,700円・72時間で2,000円となり、京急羽田空港↔︎品川駅まで往復584円ですので84円お得です。
京急羽得きっぷとのセットは、受け取り場所が京急線羽田空港第1・第2ターミナル駅有人窓口となります。

東京モノレール・羽割往復きっぷ

これは東京モノレールの羽田空港第1ターミナル駅・第2ターミナル駅から浜松町までのきっぷで片道・往復それぞれ選択出来ます。
値段は往復だと800円、片道だと500円と往復だと普通の電車代(ICだと片道492円)よりも往復で184円安いのですが、片道だけだと逆に8円高くなるケースがあります。
このきっぷの最大の特徴は、ANAのマイルが貯まります。往復購入だと30マイル・片道購入だと20マイルもらえる上、2021年8月末までは貰えるマイルが2倍になるキャンペーンをしております。

ANA-Skyliner one-way

これは成田から海外に行く場合に空港まで京成スカイライナーで行く場合は、このチケットを使うとお得です。
値段は通常時は2,520円ですが、2,250円で乗れます。270円安く乗れます。
買い方は他と同様、きっぷの取得は駅の特急券売り場で購入した時に届いたメールを見せるともらえます。
購入時に列車を指定することとなりますが、きっぷ交換時に指定した列車の変更も出来ます。

大阪あおぞらきっぷ

大阪(伊丹)からリムジンバス大阪市内行き往復乗車券+Osaka Metro・大阪シティバス1日乗車券がセットになったチケットで値段は1,800円と、バラバラで購入するより平日で300円・土休日で100円安く乗れます。
使い方次第で、地下鉄に何度も乗るならお得になると思います。
きっぷの受け取りは、大阪(伊丹)空港1階 リムジンバス有人窓口となります。

買い方〜入手仕方

PCでもアプリでも対応可能で、上記のリンクに行ってもらえるとスマホ版ですが丁寧に説明がありますので、そちらをご覧ください。
ここではポイントだけ書いておきます。
1、空港アクセスナビ検索結果画面に、オレンジ色の四角(お得なチケットと書かれてます)が出てこないと選択出来な
  い為、購入画面に行けません。
  ですので、オレンジ色の四角が出るようなルートにする事が重要です。
  例えば、Tokyo Subway Ticketを購入予定で羽田から上野に行きたい場合は一般的にはJRルートが出てくる為、
  「上野御徒町」等東京メトロか都営地下鉄の駅しか無い駅を入力して検索すると良いです。
3、購入はクレジットカードのみ。

最後に。

使い勝手の良いきっぷもありますので上手く使えるなら、結構お得になります。
東京23区内の移動であれば2つ地下鉄でほぼ網羅出来ますが、JRにも『都区内パス(760円/1日)』『東京フリーきっぷ(1,600円/1日で都区内パス+東京メトロ+都営地下鉄+都電+舎人ライナー+都営バス乗り放題)』があるのですが、Tokyo Subway Ticketの1日ではなく24時間使える点が個人的には使い勝手がかなり良い感じでした。

1点注意なのが、東京モノレール・羽割往復きっぷを購入し実際に使用する際、往復で買ってた場合使用を選択する画面にてデフォルトの設定が「2」となってます。
1人で旅行し往復で買っていた場合、ちゃんと確認しないと往路で2枚使ってしまう事になりかねないのです。まあ、よく見ていない私が勝手にトラップに引っかかっただけなのですが、こういう設定自体どうなのだろうか?と思うところではありました。

来月8月1日からはワクチン接種で海外からの一時帰国者がかなり増えると思いますが、使う機会が出てくる人も増えるかと思います。(かくいう私も秋頃に一時帰国予定なので、勿論活用します。)

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