ブレーカー上げても駄目でした。
前提 海外生活や海外旅行する人。
生活に必ず必要な電気、それを住宅の部屋に供給してくれるのがコンセント。そんなコンセントもいろんな種類があるのですが、昨日ちょっとやらかした事が有りましたので、記事にしようと思います。
そもそもの出来事
私が単身赴任で中国に住んでいる住居の鍵が変わってて、カードキーで日本の交通系ICカードのようにタッチで施錠解錠出来る仕組みなんです。これだけ聞くと先進的な感じなのですが、電力供給がなんと電池、それも単3電池4本なんです。しかも電池の持ちがあまり良くなく、1ヶ月くらいしか持ちません。多分ですが、停電時に鍵に給電出来ないと解錠施錠出来なくなるという事で、このような仕組みにしたのでしょう。という事で毎回電池買うのも面倒なので、充電池を使ってます。先日までの日本一時帰国時に電池4本同時に充電できる機械が自宅に余っていたので、それを持ってきて使ってみたところ、爆発しまして・・・。

コンセントの種類と注意
種類は、形状×電圧で色んな国で色んな仕様があります。
日本はA Typeと呼ばれる二又の形状で電圧はで100V。Typeが一致すれば電圧関係なくコンセントに挿さります。アメリカ・中国(一部)・台湾等日本人が行く頻度多い地域で使用されているタイプです。ですので、日本で販売されている家電製品も給電する為のプラグを変える事なく使用することもできそうです。しかし、電圧関係なく挿さりますので、挿すプラグ側の対応電圧と挿されるコンセントの電圧を合わせないといけません。

最近は、100V対応のみではなく、240Vまで対応しているものも増えてきており、変圧器無しでそのまま使用できるものが増えてきています。特にApple製品に同梱されている充電器は、かなり以前から240V対応となっているので優秀ですね。
購入したものが240V対応しておらず、でも使いたい!という時は変圧器が必要となります。オンラインショップで普通に売っていますが、安ければ100RMB前後でも購入できますが出力などが異なりますので、安物買うと使えない商品が出てくる場合があります。ドライヤー・炊飯器などは高出力(1,000W以上)対応が必要となります。あと、結構重くて場所も取ります。購入は1つである程度事足りると思います。
今回、前述でも書いている出来事ですが、元々単3電池2本充電できる充電器を持っていましたが、それは電圧240V対応していたんですね。なので変圧器無しで充電していたのですが、家から持ってきた4本対応も240V対応と思い込んでいた為、変圧器無しでコンセントに挿した瞬間「ボン!」と一瞬閃光を放った瞬間に停電・・・。ちなみに4本充電できる240V非対応の充電器はこれで壊れました・・・。一度も使用できず。


最後に
ブレーカーを全部戻しても停電のまま。しかも中国では火災報知器と同様に停電時に光る照明?も設置義務化されている(と思われる)為、その装置も明るく光ってました。しかもこれ、普段はコンセントに挿しっぱなしで放置していましたが、明るく眩しいのでコンセントを抜いたのですが光ったまま。しかもかなり軽いので緊急時の懐中電灯と同じ役割を果たしてくれるもののようです。緊急でも無いのに使用することになるとは思っていませんでした。
深夜に自業自得で自宅だけ停電、翌朝になっても駄目でしたが、現在は復旧しました。住んでいるマンションのフロアにある配電盤をいじって直してくれました。
この停電の間にトイレやガスコンロが通常通り使用できる事は確認出来たので、中国でも緊急時は焦らずに対処できるかな?と。日本では震災の経験をしていましたので、おおよその見当はついていましたが中国でも同じようです。