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Apple Watch修理【中国の非正規店でやった結果】

非正規店はやっぱり胡散臭い。

Apple Watch、これしか時計を持っていないiPhoneユーザーにとっては便利な時計です。
iPhone見ずに着信情報が見れる、心拍数測定など健康関連の専用アプリがある、普通に時計として使用できる等便利ではありますが、マスクした状態でiPhoneのロック解除が出来る点(決済などは不可)も便利です。
しかし、それらの機能が急に使えなくなると途端に不便になります。

今回は急に使えなくなった時に中国で修理に出した話を書きます。

Apple Watch故障。

使い慣れると必需品となるApple Watch。
iPhone同様毎日のように使用しますが、何の予兆もなく文鎮化しました。

21年5月に日本へ一時帰国した際、隔離していたホテルでそれが起こりました。
ホテルのベッドにApple Watchを充電しながら放置していたのですが、いざ身に付けようし手に取ったら異常に熱くなっていました。
そして、画面やDigital Crownなどを押しても全く反応せず画面が真っ黒のまま。
充電も何度の何度も試したりしましたが、激あつ(熱々の方)になるだけで何をしてもうんともすんとも言いません。

仕方がなく修理をすることを考えましたが、Apple Storeに出しても修理費用が高くこれだけ払うなら新品買った方が良いレベルでした。
長期間使えないのは不便でしかなかったのですが、これだけの費用をかけるなら一か八か中国に行った際に修理を出してみようと思いました。

Apple Watchの修理内容。出店:Apple公式サイト

修理に出してみた。

6月に再び中国へ飛び隔離後に、Apple Watchを持っている友人に相談したところ、その友人もちょうど修理に出していたらしく修理終了後、きちんと修理されていればその業者に依頼してもらう事にしました。

そして、友人の腕時計が戻ってきたところ普通に直っていたので、私も正式に修理に出すことにしました。
値段は確か300元強だったと思います。
この金額だったら余計におかしくなっても諦めが付くのでささっと時計とお金を渡して依頼しました。

修理出している最中にパスコードを教えてほしいとの要望がありましたが、一旦断りました。
よくわからない業者に出して何されるかわからないので。代わりにパスコード解除後の動作確認は私がやる事に。

返却、その結果。

依頼してから2週間弱で返ってきました。

外観はアルミボディの黒がごく一部剥げてましたが元々剥げていたかも知れません。修理費用300元ですので文句は言いません。

電源を入れてました。りんごマークがちゃんと出ました!無事に動作するようになりました!
ディスプレイの反応・発色も特に違和感無しでマスクしてもiPhoneのロック解除が出来ました。
よかったよかった。
しかも、電池交換していないはずなのに、電池の持ちがかなり良くなってました。
故障前は24時間持たず18時間程度で電池切れしてたのが、48時間くらいまで持つようになってました。
良いことではあるのですが、今でも何故?と疑問に思います。

めでたしめでたし、と思っていたのですが何か違和感を感じていました。
あちこち隈無く見たら、Digital Crownのリングの色が赤い。

修理後、ちゃんと電源は入りました。Digital Crownが赤い。

確か買ったモデルはリングが黒いGPSタイプでセルラータイプでは無かったのですが、なぜか赤い・・・。
端末のシステムを見てみたら、何とセルラータイプになってます・・・。
Modelコード・シリアルNo.も変わっていました・・・。
クレームを付けようとしたのですが、安いGPSタイプが高いセルラータイプに変わったので、まあこのまま使ってみようかということに。

Cellularという文字が・・・。
購入した箱にはA1978とあります・・・。Serial Numberも違います。

最後に。

何が起きてもアルアルな話になってしまう中国ですが、普通に使えてるから良いかって感じで半年経過しても特に問題はなく使用出来ています。
Apple WatchではiPhone側のアプリ設定変更や操作は出来ないので、悪意があってiPhoneの個人情報がどこかに情報ダダ漏れにはならないかと思っています。
次故障するまでは使い続け、せっかくなのでSIMを入れて本当に使えるか?も試そうかと思います。

確かに面白い経験ではありましたが、iPhoneやiPadで同じようにやれるかと言うと確実にApple Storeで修理してもらいます。
iPhoneは個人情報の塊で何かあったら大変な事になるので・・・。

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