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ビューゴールドプラスカード、ポイントめちゃ貯まる話【レビュー】

YoutubeCMのお姉さん(山田杏奈さん)のようにポイントざくざくで笑いが止まらない。ってほんま?

日本に帰任し、中国とは全く異なる生活となるのですが、決済方法がまるで違います。
中国ではQRコード決済一択(実際は微信か支付宝の二択)なので何も考えなくて良いのですが、日本は色んな方法があります。
クレジットカード、QRコード、タッチ決済・・・、それぞれでも更に種類が多岐にわたりますが、買い物すればポイント貯まる、乗り物乗ってもポイント貯まる、1日1回のクジでポイント貯まる、日本はいまだにポイント天国。

YoutubeのCMではノーマルのビューカードを使っている感じでしたが、乗り鉄系Youtuberが推しているViewゴールドプラスカードが本当に良いのか?実際に使ってみました、という話。

今回のクレカは?

今回はJR東日本の子会社ビューカードが発行するクレジットカードです。

【基本情報】
名称 :ビューゴールドプラスカード
年会費:11,000円(税込)
基本付与ポイント:JREポイント0.5%
ブランド:JCB
支払締日:利用期間 前月6日〜今月5日まで
     代金明細 今月20日
     引落日  翌月4日

ブランドがJCBなので、実質日本国内での利用となります。
重要な貯まったポイント(JREポイント)は以下で使えます。

【JREポイントの使い道】
・JR東日本の駅ビル駅ナカ
・JRE Mall
・Suicaチャージ
・Suicaグリーン券購入
・えきねっとで座席アップグレードや在来線チケットレス特急券
・商品券やグッズへの商品交換
・家族メンバーへ移行
・その他、JR東日本グループのサービス利用。

ほぼJR東日本のサービスに使うことになり、幅広く使えるようにするならSuicaチャージになります。

これだけ見ると、改悪続きの年会費無料の楽天カード(1%)とかの方が全然良いです。

ですが、このカードは特典内容が刺さる人にはがっつり刺さって抜け出せない内容になっています。

特典は年会費以上??

特典が色々とあるので、ざっと書いていくと・・・

1、使うほどお得
基本付与ポイントが0.5%とゴールドのくせにショボいのですが、沢山使えば実質約1%ポイント還元という事でしょう。
ただ、これが有る事で選ばれるカードでは無いので、おまけかな。

公式サイトより。年間利用金額に応じてボーナスポイント0.4〜0.5%相当もらえます。

2、ポイント貯まりやすい
後で詳しく書きますが、きっぷを購入すると貯まるポイントの話。

3、ビューゴールドラウンジ利用
東京駅八重洲口側にありますラウンジが利用できます。
但し、以下の条件で使用出来ます。空港会社の空港ラウンジと比べると・・・。

・当日東京駅発の「グランクラス」をご利用になる方。(クレジットカード不要)
・このクレジットカードを所有している方で、当日東京駅発の新幹線グリーン車・特急列車グリーン車(プレミアムグリーン車を含む)をご利用になる方、または「ビューゴールドラウンジご利用券」をお持ちの方

4、空港ラウンジ利用
俗に言う、カードラウンジです。
空港の保安検査場通過前にある場合が多く、航空会社のものと比べると、レベルは下がりますが利用できるだけマシかも知れません。
でも、このカード持ってるなら飛行機より新幹線とかで旅行すると思いますので、やっぱりおまけ程度。

5、優待特典やゴールドカード限定 会員誌&イベント
他のクレジットカードでも似たような会員誌です。おまけです。

6、選べる特典
このカードで年間ご利用額累計が400万円(税込)以上の方に提供される特典です。
JRE POINT 20,000ポイントやビューゴールドラウンジご利用券とかが貰えるようです。
一部は抽選となるものもありますが、抽選外れたらどうなるんでしょうか・・・?

7、保険(自動付帯)
日本国内だと「公共交通乗用具搭乗中(駅改札内含む)」「宿泊先」「募集型企画旅行参加中」の事故時、海外だと海外旅行の目的をもって住居を出発したときから、住居に帰着するまでの間でかつ日本を出国する日の前日の午前0時から日本に入国した翌日の午後12時 までとなります。ただし、日本を出国した日の翌日から起算して90日後を限度です。
自動付帯なので、海外旅行保険に入らなくてもこれでカバー出来ます。

公式サイトより。えきねっとで新幹線eチケットを購入した場合。

④JR東日本管内のモバイルSuica定期券買うと、
他社線利用分が含まれる場合も、購入金額全体がポイント計算対象となり、それら合計金額に対して

6%貯まります!

公式サイトより。更にモバイルSuicaを使う場合は追加でポイント付きます。

⑤(えきねっと必須)東海道新幹線等の他社新幹線・乗車券もポイント付与。
例えば、MAX10%のポイント還元は新幹線eチケットレスサービスとなりますが、対象の新幹線が東北(北海道、秋田、山形含む)・上越・北陸の各新幹線が対象です。
圧倒的に乗車人員を誇る東海道新幹線とそれに繋がる山陽・九州新幹線でも、えきねっとできっぷを購入すれば8%還元を受けれます。
しかし、紙きっぷを出力しなければならず、受け取れる駅が極端に少ない上、発券時にこのカードが必要になりますので注意が必要です。

実際にある1ヶ月分のJR利用で貰えるポイントはこんな感じです。

私の利用状況。ざくざく感がわかりにくいがこれ全部電車乗車で貰えるポイントです。

デメリットは?

JR東日本グループ発行という事なので、長距離あちこち行くのにJR乗る人ならお得ですが、JRに乗らない人だとそこまで得になるカードでは無いです。

まず、基本付与が0.5%が厳しい。
ネットショッピング、日々の買い物でJR東日本グループ外での買い物が多いかと思いますが、これら全部0.5%となります。
メインカードにして年間100万円以上使えば・・・となりそうですが、ちょっと微妙な感じがします。

楽天とかの経済圏としてもJRはまだまだ貧弱感があります。
なので、日々の生活の支払い丸っと全部という感じでやるのは、ちょっと厳しいかも・・・。

全国で使える交通系ICカードのチャージに限れば、もっと良いカードがあります。

ブランドがJCBしかないので、実質日本国内専用クレジットカード・・・。
海外保険自動付帯があるのでそれはそれで安心ですが、海外で使えるところが極端に少ないので・・・。

ポイントは他のカードと比べると、やっぱり電車たくさん乗ってなんぼのカードと言うことがよくわかります。

比較例。このカードはJRに乗らないと他のカードより劣ります。

最後に

このゴールドのカード、最大限に恩恵を受けるなら、

・JRの特急や新幹線に定期的に乗車する人。(えきねっと必須)
・モバイルSuica定期券を購入する人。

両方に当てはまればベストなカードになります。
またモッピーなどのポイ活サイト経由だとたくさんポイントもらえますので、今なら初年度年会費の元が取れます。
ただ、遠くに行かずモバイルSuica定期券だけなら、ゴールドじゃない方のビューカードで良いと思います。1%しか差がないので。

JR東日本的にはモバイルとオンラインできっぷや定期券を買ってもらい、業務人員やみどりの窓口の削減をしたい方針を進める施策が進んでいます。
そこで浮いた分をこのような形でポイント還元しているのだろうと推測します。

JR東日本の定期券+モバイルSuicaは結構ポイント貯まるものの、JRに乗らないのであれば、普段の買い物もSuicaでゴリゴリ買い物して1.5%稼がないと恩恵どころか元を取る事が難しいクレジットカードです。
しかも、Suicaでの買い物は2万円までしか出来ない為、ちょっと高い服や家電などの大物が買えないのが厳しいし、このカードにする意味がありません。

あと、同じビューカードでも受けれる恩恵が異なります。
ルミネで買い物が多ければルミネカードの方がいいでしょうし、家電頻繁に買うならビックカメラSuicaカードと、ビューカードは日々の生活を理解して選ぶとよりお得になると思います。

24年5月9日より始まったJRE Bankと言う銀行サービスもビューカードを持っていると恩恵があります。
目玉の特典はやっぱりJR東日本の電車系です。乗車券4割引とか(JR東日本エリア内限定・・・)。
やっぱり電車ガンガン乗る人、JR使って長距離で旅行行く人向けだと思います。

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