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久々の飛行機で中国大陸内出張【体験談と日本との違い?】

地域や航空会社によって結構違います。

前提:出張であちこち行く方。

中国は感染対策が出来ていると言われており、ニュースなどでも報じられています。
しかし、逆に言うと感染対策をきっちりやっているからこそ、少数でも感染が確認できた場合、移動制限や確認体制が非常に厳しくなります。
その為、6月から中国で業務再開したものの、中々出張に行く環境にならなかったのですが、8月末くらいより徐々に省を跨いだ出張が出来る環境になって来た事もあって、4月下旬ぶりの中国大陸内出張を敢行しました。

往路は特に何もなかった訳ではないのですが今回は割愛し、今回は復路を中心に書いていこうと思います。

地下鉄1つでも他のエリアと若干違う上海。

ほとんどの地下鉄はAlipayかWechatの交通カード(QRコード)で乗り降り出来ます。
それぞれの都市毎に異なるQRコードが必要な為、初めて乗る場合はダウンロードが必要となるのですが、これらのアプリさえ入れていれば便利に乗れます。
日本だと交通ICカードを都市毎に必要になるイメージです。こう考えると面倒ですね・・・。

しかし、上海の地下鉄はAlipayかWechatの交通カードが非対応です。
上海独自のアプリ「大都市APP」が必要で、このアプリのQRコードで乗車する事が出来ます。
このアプリをダウンロード後、AlipayかWechatか銀聯カードの紐付けを行って初めてQRコードが有効化されるという、初見殺しの仕様となっており、荷物検査後の改札の前で約10分やり続けてました・・・。
さすが上海、他の都市とは違います・・・。

また、地下鉄に乗る際の荷物検査はあるものの、健康カード提示が不要でした。
いちいちスマホの画面を何回もタップして表示する手間が完全に無いだけでも楽です。

フライトの予約キャンセルと対応。

広東省に住んでいる私が上海でブラブラしたは実は初めてで、上海中心部だったからか明らかに他の都市と比べて外国の店が明らかに多く、街自体が綺麗で賑やかでしたので、生活していると楽しいだろうと思っていた最中、元々帰るフライトが欠航の連絡が・・・。

左:上海地下鉄のアプリ。右:フライトキャンセルのSMS。SMSでの連絡は良いです。

フライト自体は翌日、台風が来ているわけでもなくどうしてだろうか?と思いながらも仕方がなくフライトを変更する事に。
同じような時間帯で深圳便があったのでそれを購入。
またキャンセルにならないか?と不安でした・・・。

今回の出張でのフライトで往路は30分遅れ・1回目復路は台風で欠航しその為広東省に一度戻る予定が戻る事なく1週間出張滞在する事になってしまいました。
飛行機については本当に不安定なところです。

3連休の高鉄駅と空港。

9月19日から21日まで中国は中秋節という節があり3連休の初日に上海から戻る事になりましたが、今回は虹橋空港というところから乗りました。
ここは、長距離バス・地下鉄・高鉄(新幹線)・空港が全て1箇所に集まっている交通の要所となっています。
少し早めに着いた為、ブラブラしていましたが、高鉄の方は連休初日ということでかなりの人数が旅行に行く感じを受けました。

その集団にまみれて疲れたので、さっさと空港ターミナルに向かいましたが、3連休の初日とは思えない位閑散としていました。
ターミナルビルに入る為の検査、チェックインカウンター、保安検査、出発エリア、ラウンジ、全てにおいてびっくりするくらい空いてました。
3連休ともなれば、空港もごった返す事を覚悟してたのですが、なぜかでしょうか?
そう言えば、航空券が思いの外高くなく、一部かなり安いチケットも残っていましたので、元々空いていたのでしょう。

左:虹橋高鉄駅。どんどん人が来ます。右:虹橋空港第2ターミナル。びっくりするくらい静かです。
チェックインカウンターと搭乗口。やっぱり閑散。個人的には閑散な方が楽で良いですが。

フライト、そして到着後。

何年ぶりかの窓側シートを取り、外が見えるのは良いのですが、片方壁・片方乗客という挟まれた空間は何となく圧迫感があり居心地はよろしく無いです。
2時間ちょっとのフライトでしたので問題ないのですが、国際線だとちょっとしんどいのでビジネスクラスとか良い席に乗れるような時以外は通路側で寝て過ごします。

左:出発前の航空機窓。右:機内サービス中に寝てた時に貼られるシール。気兼ねなく飲み物欲しい時は声掛けてねって感じの内容のはず。
深圳空港到着。やっぱり綺麗ですね。

空港着陸後ターミナルまでバスの移動で、日本だと狭いバスに密な状況になるまで詰め込まれて・・・と思って残念・・・と思っていたら、このバス移動も一般客とそうでない客に分けられていました。
複数のバスの前で一台だけ対象者はこちらと書いているようなプレートがあり、念のため航空券を見てもらったところ、一般客ではない側のバスに乗ることが出来ました。
綺麗なバスでは無かったものの広めのバスで席間も広く取られてた事と、当然乗っている人数が少ない為かなりゆったりと移動が出来ました。
日本だと国際線ファーストクラス搭乗者以外では見たことも聞いたことも無いのですが、結構ありがたいサービスでした。(写真撮るの、忘れた・・・)

最後に。

日本とは色々と異なる移動文化やサービスがあるのは面白いところです。
しかし、久しぶりの飛行機出張、往路復路ともスムーズに行くことが多くなく、今回出張で数日一緒に行動した者も往路は30分、復路は1時間?2時間?くらい出発の遅延があったようです。
日本での出張に慣れている私に取っては一定率以上で遅れや欠航が出るのは困ります・・・。
ギリギリで計画を詰め込む人に取っては、出張・旅行予定が立てにくい国なので、かなり余裕を持った計画で行動する必要があります。

時間が読めないという意味では、高鉄も遅れがあるものの遅延も欠航も少ないので、多少遠いくらいであれが高鉄の方が計画通りに旅行や出張が出来そうです。

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