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日本の住民票無し、空港でワクチン接種【手続き方法】

やっと開始されましたが、直近は満員です・・・。

前提:海外から一時帰国して接種希望する方

7月19日に一時帰国による日本での接種の予約受付が開始されました。
出向者や留学生など日本に住民票が無い方々からすると、待ちに待った日本での接種と感じる人も多いと思います。
そこで、さっそく手続きをしてみましたので、解説していきます。

一連の流れ。

作業をざっと書く前に、まずこの事業は過去も書きましたが時限事業で、2021年8月1日開始〜2022年1月上旬終了予定となっています。
予定なので延長されるかも知れませんが、延長されずに終了もあり得ます。
受けたいなら2022年1月第1週までに2回目接種を完了させるつもりで、計画を組んだ方が良いと思います。

次に「予約前に必ずお読み下さい」(事前お読み(勝手に名付けました・・・))がありますので、ざっと書きますと、
入国直前14日以内に変異株指定国や地域にいなかった人。
 到着空港のターミナル会場の枠を選択。
 予約は到着後5時間を目安、午後到着時は翌日以降で予約の為、午後便到着・その日に接種は出来ない。
入国直前14日以内に変異株指定国や地域にいた人で指定宿泊施設で3日か6日待機対象者。
 検疫所手配のバスで戻る日に接種可能。
入国直前14日以内に変異株指定国や地域にいた人で指定宿泊施設で10日待機対象者。
 接種希望者は宿泊施設を巡回する医師(週2日巡回)が接種します。
 予約時は到着空港の「巡回接種」枠を選択。
インドネシアからの特別便で帰国した方は上記とは異なるルールとなっています。

①のケースに当てはまる人が多いと思いますが、最近知人が日本へ一時帰国した際、成田空港で飛行機降機後税関チェック終わるまでに3時間半掛かったとの事ですので、午後到着では接種できないのは十分にあり得ます。

接種予約完了までの流れについて以下の通りです。

事前に利用者の登録が必要です。

1回目の接種予約実施。

2回目の接種予約実施。

いつ飛ぶか別にして途中までは進められますので、一時帰国して接種する意思がある方は先に行ったほうが良いです。

事前に利用者登録が必要。

必ず必要なのは、予約サイトから送付されるメールを受信出来るメールアドレスが必須です。
無ければ、事前に作りましょう。アドレス持っていない人いるんかな?

まず、利用するメールアドレスを登録すると、予約サイト関連からメールが届きますので、そのメールに記載のあるURLに入ると利用者情報を登録する画面に入ります。

【必須】PW設定・氏名・性別・(滞在先もしくは自宅の)郵便番号と住所・(日本の?)電話番号1つ。
【どっちでも】上記以外の電話番号と登録済み以外のメールアドレスを1つずつ。

これで、確認・内容確認後登録すれば完了です。
さっさと利用者登録はした方が良い理由は、大した内容は入力不要な為です。

接種予約サイトのTOP。最初に利用者登録が必要。赤枠部分が入り口。
初めにメールアドレス登録。登録後メールが届きます。URLをクリックし入力を続ける必要あります。
ここで個人情報を入力します。フライト情報などは不要なので、先に登録可能です。

1回目接種の予約開始。2回目は?

予約サイトのTOPページの下の方に「予約手続き」があります。
成田と羽田の両空港でしか接種できませんので、日本へ一時帰国する場合は関西や中部を使うと接種出来ない(もしくは接種するのにとても苦労する)ので注意が必要です。

「予約手続き」にて、どちらかの空港の1回目接種予約をすると、予約可能状況が見れます。
【以下は7月24日時点で確認出来た予約状況です。】
なんと、8月1日から開始なのに8月1日は選択すら出来ない「-」状況となっています。
また、成田空港では8月2日以降、8月下旬までほぼ予約一杯で選択出来ず、8月下旬以降は余裕がありそうで比較的いつでも予約が取れそうな感じではありました。
更に、この時点では9月22日までしか予約が取れませんでした。約2ヶ月先までしか取れないと言う事になります。

中国など一部の国では、週1便しか飛行機が飛んでいないという制限もある為、1回目接種予約は飛ぼうと思っている日程とフライト時間を決めて予約を確定させた上で一時帰国のフライトチケットを購入する必要があります。
ここが一番の肝になる部分ですので、きっちり確認しながら、でも迅速に動かないと一時帰国の予定練り直しとなる危険があります。

2回目接種の予約も約2ヶ月先までしか取れない状況となりますので、1回目接種予約が完了しても2回目接種予約が出来るとは限りません。
一時帰国の人はファイザー製が使用されますので、1回目接種から3週間後に2回目接種可能となっていますが、実は最速で1回目接種時から19日後に接種可能のようです。

更に、日本発のフライトを余裕を持った日程にしていれば、ドタバタする事なく接種することは可能でしょう。

ただ、2回目接種時に発熱🥵し易いらしいので、日本発のフライト数日前に2回目接種を完了させ体調の様子を見る事をおすすめします。発熱状態だと理由関係なく空港チェックインすら拒否られると思いますし、万が一乗れたとしても現地での対応がどうなるのか・・・。

再び接種予約サイトのTOP。予約は青枠部分で行います。
予約画面。成田空港入国時1回目接種ですが、8月前半はほぼ満員。9月下旬は今は空いてます。
該当する項目を選択していくと、予約情報の入力画面になります(その1)。ちなみにメールアドレス確認はありませんでした。
予約情報の入力画面になります(その2)。フライト情報などを入力します。ここで終わりのはず。(私はまだ先なの予約出来ず)

最後に。

常にギリギリで行動している私自身も今回については結構余裕を見てスケジュールを立てる必要を感じて、色々を読んでますがスケジュールを立てる順番を間違えると面倒なことになる事になりそうです。
期間限定・発熱などの体調不良・常に状況が変化・戻る国により事情も対応も異なる等、本人の意思だけではどうしようも出来ないリスクが伴うので、ケチって変更不可・変更手数料が高いような安い航空券の購入はおすすめしません。
とはいっても、例えば中国国内のような同じ国・同じ航空会社でも空港によってフライトチケットが2倍以上差があるような異常に高い場合もあるようですので、色々と調査した方が良いように思います。

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