航空会社もコロコロ変えるので、私もなかなか覚えられません。
最近は米価格高騰、全体的な物価の高騰、乗り物の運賃、なんでもかんでも値段が上がってる昨今、航空会社でもANAが大幅な運賃体系のリニューアルがあります。
あると言っても来年の話ですが、航空券は355日前から予約が出来てしまう為、約1年前からアナウンスであります。
という事で、今回はANAの航空券予約の解説とやり方の紹介をします。
長いので、下にある「Contents」から必要なところを掻い摘んで読んでもらえれば。
2025年8月時点の情報です。時間経過で内容が変わる場合があります。詳しくは公式サイトでご確認ください。
航空券の常識
新幹線とは異なる点が多い為、航空券の当たり前を少し解説します。
1、座席クラス
新幹線ならグリーン車、グランクラスがあるように、飛行機の場合はビジネスクラス、ファーストクラスなどがあります。
座席クラスによって運賃/サービスなどが大きく異なります。
2、ダイナミックプライシング
新幹線では2025年6月時点ではありませんが、航空券は昔から導入している料金設定です。
簡単にいうと、空いている座席数が多い時は運賃安く、座席数が少なくなると航空券運賃が高くなります。
3、航空券の運賃種類
座席クラスが同じでも、複数の運賃種類が存在します。
安い運賃になるほど、変更不可やキャンセル不可等の縛りが厳しくなります。
4、運賃以外に掛かる諸費用
燃油特別付加運賃(サーチャージ)、発着の空港施設使用料、入国審査料や税関審査料、税金など、運賃とは別に色んな費用が掛かります。
発着の空港施設使用料は国内線・国際線共に掛かります。
それ以外は国際線のみに掛かりますが、必ず掛かる費用で金額が大きいのがサーチャージ、それ以外は国によって変わりますし発生するものしないものが存在します。
と、ややこしいですが基本的には検索時に諸費用モロ込みを運賃として表示されます。
5、マイルやその他ポイント
搭乗する航空会社の会員になっていれば、飛行機に乗るとマイル等が付与されます。
それらを貯めると良い事がありますが、色々とあるので追って解説します。
日本国内の移動で比較されるのが新幹線になりますが、こんな感じになります。
新幹線きっぷとの比較 | 飛行機✈️ (ANA) | 新幹線🚄 |
運賃全般 | 時期や混み具体で差が大きい。新幹線より安い事もある。 運賃以外にサーチャージ等も発生。サーチャージは時期により金額が異なる。 | 時期や混み具体での差が小さい。 普段は自由席車両ありますが、超繁忙期は全席指定席となります。 |
座席クラス | 日本国内線なら2 国際線なら2〜4 | 2〜3(自由席と指定席は同じ座席クラスとみなしてます) |
ダイナミックプライシング | あり | 無し |
運賃(きっぷ)種類によるサービスの違い | あり(預入荷物個数、事前座席指定可否、アップグレード可否、便の変更可否等) | あり(列車の変更) |
乗車・搭乗時の付与ポイント | マイル+プレミアムポイント+ライフタイムマイル | 現金購入の場合無し。 EX予約ならEXポイントなど、えきねっとならJRE-POINT |
きっぷ予約・購入場所 | 公式サイト、公式アプリ、格安予約サイト、電話、空港カウンター、旅行代理店 | 公式サイト、公式アプリ、みどりの窓口、旅行代理店 |
発着本数(往復) | 東京福岡 20本程度 東京伊丹 15本 | 東京博多 28本程度 東京新大阪 70本程度 (どちらも、のぞみ定期列車のみ) |
日本国内線航空券(26年5月18日まで)
日本国内で完結する路線となります。
1、どこに行けるか?
路線図を載せます。あちこち行けますし、直行便が就航していなくても乗り継いで行く事も可能です。

2、座席クラス
普通席とプレミアムクラスの2種類あります。
運賃は普通席が1ならプレミアムクラスは1.6〜3くらいです。(条件により大きく変わります)
プレミアムクラスが無い便もあります。
どんなサービスを提供されるかは、こちらをご覧ください。
3、運賃種類
沢山あるので混乱し易いのですが、簡単にまとめるとこんな感じです。
種類 | 販売されているきっぷ | 予約期限 (支払い期限) | 予約変更 (フライト変更) | 取消 | 有効期間 |
普通運賃 ⇒運賃高い | ANA FLEX、プレミアム運賃 | 当日出発20分前まで | 可能 | 可能(手数料必要) | 予約した日から1年 |
特別運賃 ⇒普通運賃より安い | (SUPER) VALUE、PREMIUM VALUE、VALUE TRANSIT、ビジネスきっぷ★、株主優待割引★等 | 基本は前日以前 一部のきっぷは当日出発20分前まで、もしくは3日以前 | 基本不可(★は可能) | 可能(手数料必要) | 予約便に限る 一部のきっぷは予約した日から1年 |
特別運賃は、何かしらの条件に該当する場合に適用され運賃が安くなります。
主な特別運賃の種類は以下のようになってます。
(SUPER) VALUE | (SUPER) VALUE TRANSIT | ビジネスきっぷ | 株主優待割引 | スマートU25/ スマートシニア空割 | |
運賃解説 | 事前予約・購入で割引する運賃。早く予約するほど安い | 事前or当日予約で乗継で目的地へ行く割引運賃 | 同路線2回同時予約+ANAカードで購入で割引される運賃 | 株主割引運賃。株主優待券1枚で片道1区間が利用可能 | 25歳以下or65歳以上の方が利用出来る運賃。激安 |
予約購入期限 | 前日まで SUPERなら21日以上前 | 当日まで SUPERなら21日以上前 | 当日まで | 当日まで | 搭乗日当日のみ |
予約変更 | 不可 | 不可 | ✅無料 | ✅無料 | 不可 |
払い戻し | ✅有料 | ✅有料 | ✅有料 | ✅有料 | ✅有料 |
無料手荷物許容量 | ✅個数不問/20kg | ✅個数不問/20kg | ✅個数不問/20kg | ✅個数不問/20kg | ✅個数不問/20kg |
事前座席指定 | ✅無料 種別2:VALUE 種別3:SUPER VALUE | ✅無料 種別2:VALUE TRANSIT 種別3:SUPER VALUE TRANSIT | ✅無料 種別1 | ✅無料 種別2 | ✅搭乗日当日のみで空いている席※1 |
アップグレード | ✅可 | ✅可 | ✅可 | ✅可 | ✅可 |
マイル積算率 | 距離x75% | 距離x75% | 距離x100% | 距離x75% | 距離x50% |
*2 出発時刻前まで
*上記表は普通席の場合です
*プレミアムポイントは公式サイトでご確認ください
日本国内線航空券運賃(26年5月19日以降)
26年5月より運賃体系がガラッと変わり、現在の国際線と同じような体系になります。
これによって、運賃・サービス面で色々と変わってきます。
1、どこに行けるか?
26年5月18日までと変わりませんが、年2回の航空輸送事業計画次第で変わる場合があります。
2、座席クラス
呼び名が変わります。普通席が「エコノミークラス」、プレミアムクラスが「ファーストクラス」となります。
国内線ファーストクラスはANAの発表では「当表記変更に伴うサービスの変更は予定していません 」と言ってますので、ラウンジはANA LOUNGEを使用する事など現在のプレミアムクラスと同じサービスとなる予定です。
3、運賃種類
基本は3つに分かれます。
現行の何日前までに予約購入すれば安いという見せ方は辞めるようですが、シンプルとスタンダードの運賃は出来るだけ早く予約購入した方が安いことには変わりないでしょう。
フレックスは普通運賃ですので、いつ予約購入しても金額は変わりませんが運賃高いです。
上記以外の運賃としては、ANAカード優待割引、株主優待割引、島民割引、ユース、シニアがありますが、現行でも同じような運賃があり、大きな差はありません。

()はファーストクラス利用時のマイル積算率です。
*プレミアムポイントは公式サイトにてご確認ください。
引用:ANA公式サイト
現行よりもわかりやすくなりました。上記以外の運賃種類で主な運賃は以下となります。
ANAカード優待割引 | 株主優待割引 | 島民割引 | ユース/シニア | |
運賃解説 | ANAカードで予約・購入で適用される割引運賃。往復割引も適用。 | 株主割引運賃。株主優待券1枚で片道1区間が利用可能 | 島民割引カード等をお持ちの離島居住者の方 | 25歳以下or65歳以上の方が利用出来る運賃。空いてれば激安 |
予約購入期限 | 当日まで | 当日まで | 当日まで | 搭乗日当日のみ |
予約変更 | ✅無料 | ✅無料 | ✅無料 | 不可 |
払い戻し | ✅有料 | ✅有料 | ✅有料 | ✅有料 |
無料手荷物許容量 | ✅2個x23kg | ✅2個x23kg | ✅2個x23kg | ✅1個x23kg |
事前座席指定 | ✅無料 | ✅無料 | ✅無料 | ✅搭乗日当日のみ※1 |
アップグレード | ✅可 | ✅可 | ✅可 | ✅可 |
マイル積算率 | 距離x100% | 距離x80% | 距離x100% | 距離x50% |
*2 出発時刻前まで
*上記表はエコノミークラスの場合です
*プレミアムポイントは公式サイトでご確認ください
国内線ファーストクラスにもANAカード優待割引というものが存在します。
現行運賃と26年5月19日以降の運賃との違いを比較したものは後でまとめて記載しています。
国内線運賃体系変更前後の運賃の差や使い勝手
完全に同じ条件での比較が出来ないので、同じレギュラーシーズン日程で見てみました。
結論は運賃形態改定後の方が微妙に安くなってる?
現行ビジネスきっぷ、来年からのANAカード優待割引を比べると、ANAカード優待割引の方が往復で予約購入すれば現行よりも安くなりますし、ビジネスきっぷと違い片道だけでも予約購入可能。
といっても劇的に安くなっている訳でもなく、路線によっては高くなっているケースも出てくると思います。




もう1つ、往復割引ですが「単純往復の他、往路の到着地と復路の出発地が異なる旅程も往復として利用可能!」らしいです。

往復運賃は往路・復路を同じ運賃かつ同時にご購入いただく時に適用されます。
国内線運賃リニューアルでのメリデメ
○改善 運賃
運賃種類で「シンプル」でLCCに対抗するような運賃設定や往復割引やANAカード優待割引の使い勝手。
どれくらい安いか?は前述の「運賃体系変更前後の運賃の差」の画像を見て頂ければ。
確かに、現在最も安い運賃形態SUPER VALUE 75よりも若干ですが安いです。
ただ、路線・時間帯・混雑度合・タイミング等でどうにでも変わる為、逆に高くなるケースが出てくるかもしれません。
往復割引やANAカード優待割引の使い勝手は前述で書いたとおりですので、ANAカード所有者に取っては◯です。
○改善 乗り継ぎ
「乗り継ぎできる便の選択肢が増える。(24時間以内まで可能)」
現在はANA VALUE TRANSITと運賃がありますが、乗り継ぎ便が完全に決められてしまいます。
新運賃では、24時間以内に乗り継ぎ便を乗れば良いというルールになるようです。
使う人は少ないと思いますが、使い方1つで劇的に便利になるような気がしますがどうでしょうか。

△どっちも 受託手荷物規定変更
運賃改定日と同じタイミングで受託手荷物規定も変わります。ちょっとややこしいのでリストで解説します。
実は改悪ばかりでは無いんです。
26年5月18日まで | 26年5月19日以降 | |||
座席クラス | 普通席 | プレミアムクラス | エコノミークラス | ファーストクラス |
無料預入手荷物サイズ | 3辺の長さ合計203cm以内 | 3辺の長さ合計203cm以内 | 3辺の長さ合計158cm以内 | 3辺の長さ合計158cm以内 |
無料預入手荷物重量 | 個数不問で20kgまで | 個数不問で40kgまで | 1個あたり23kgまで | 1個あたり32kgまで |
無料預入手荷物個数 | 制限無し | 制限無し | 運賃種類シンプル 1個 運賃種類スタンダード 2個 運賃種類フレックス 2個 | 運賃種類シンプル 2個 運賃種類スタンダード 3個 運賃種類フレックス 3個 |
スターアライアンスゴールドメンバー | 無し | 無し | 上記に加えてプラス1個 | 上記に加えてプラス1個 |
自転車・スポーツ用品のお預け | 無料預入手荷物サイズに準拠 | 無料預入手荷物サイズに準拠 | 158cm超~292cm以下 サイズ超過料金の適用なし | 158cm超~292cm以下 サイズ超過料金の適用なし |
サイズに関しては、搭乗する航空機によっては最長辺に制限が掛かる場合があります。
1個あたり重量が32kg超、3辺の長さ合計が203cm超、一人当たりの合計重量が100kg超、どれかに該当する場合預かってもらえない場合があります。
26年5月19日以降になると、国際線の手荷物預入と同じような感じになります。
3辺の長さ合計158cm以内・・・スーツケースだと100L弱とかなり大きいサイズですので大抵は問題ないです。
しかし個数はシンプル運賃ではサイズに関わらず1個しか預入出来ませんので、転勤とかで荷物が多いと結構厳しいかも知れません。
超過1個あたり5,500円・・・
×改悪 事前座席指定不可(運賃種別「シンプル」で適用)
運賃種類シンプルの場合に限りますが、出発時間の24時間より前に事前座席指定が出来ません。オンラインチェックイン開始時間から座席指定が出来るようになります。
ANAマイレージクラブの上級会員やスターアライアンスゴールドメンバーであっても優遇されません。
×改悪 アップグレード不可(運賃種別「シンプル」で適用)
シンプル運賃はLCCを意識した運賃体系になっている為、安く乗りたい人がアップグレードしないという前提での措置ではありますが、PP修行僧対策でもありそうです。
国際線航空券
日本国外路線となります。
1、どこに行けるか?
路線図を載せますがあちこち行けます。
就航都市以外にもコードシェア便とかで行けますが、説明が膨大になるので割愛します。

引用:ANA公式サイト
2、座席クラス
エコノミークラス(Y)、プレミアムエコノミー(PY)、ビジネスクラス(C)、ファーストクラス(F)の4種類あります。
運賃の金額は条件により大きく変わりますが、エコノミーが1ならプレミアムエコノミーは1.5くらい、ビジネスは3~5、ファーストは8~10くらい。
行き先により2種類になったり4種類になったりしますが、エコノミーとビジネスは必ず存在します。
3、運賃種類
運賃種類は縛りの強さが大きく変わります。Basicとなると縛り内容がLCCとほぼ同じです。

引用:ANA公式サイト
予約場所と決済方法と営業時間
航空券がどこで予約・購入できるか?
ANA公式サイト (アプリ・Web) | 格安予約サイト | ANA空港カウンター | 旅行代理店(店舗) | ANAサービスデスク | |
営業時間 | 24時間 | 24時間 | おおよそチェックインカウンターがオープンしている時間 | 店舗により異なる。24時間では無い。 | 国内線:8:00~20:00 国際線:24時間 |
支払方法 | クレジットカード、PayPal、ネット振込、スカイコイン等 | クレジットカード、それ以外はサイト指定の支払方法 | 現金、クレジットカード、スカイコイン、ANA旅行券等 | 現金、クレジットカード、代理店指定の支払方法 | クレジットカード、スカイコイン等 |
手数料 | 掛からない | 掛かる | 国際線は掛かる | 掛かる | 掛かる ダイヤモンドサービスメンバーは免除 |
新幹線や在来線特急と違い、航空券はアプリ含むWebで購入する人が多いように感じます。
理由としては、航空券の当日購入は運賃が高い、きっぷを購入できる空港カウンターの窓口が少ない、フライトの便数が鉄道より圧倒的に少なく満席が頻繁、リアル店舗で予約購入できる店舗が少ない等。
一言で言うと、アプリ・Web以外では予約購入が不便という事になります。
貯まったマイルやポイントの解説
1、ANAマイル
何年か前に貯まったマイルが何に使えるかをまとめた記事を書いてるので、そちらをご覧ください。
たくさん貯まれば特典航空券に変えれますし、1マイル1円として何かを購入するときに使えます。
座席クラスで上級クラスに搭乗、運賃種類で高い種類で予約、ANAマイレージクラブの上級会員やANAカードの搭乗ボーナスマイルでより多くのマイルが貯まります。
2、プレミアムポイント
ANAマイレージクラブであれば搭乗すると勝手に貯まります。
たくさん貯めるとANAマイレージクラブの上級会員になり、搭乗ボーナスマイルや航空会社から受けれるサービスが増えます。
3、ライフタイムマイル
ANAマイレージクラブであれば搭乗すると勝手に貯まります。
膨大に貯まれば「ミリオンマイラープログラム」に登録され、一部のサービスが永年サービスを受けれます。
特にANAマイルは上級会員やANAカードを持っているとプラスアルファで貰えるマイルが増える上、ANAカードで航空券予約すると還元率が1円2マイルと2%以上付いたりしますので、長距離で出張が多い人にはどんどんマイルが貯まります。
会員登録方法(手順)
会員登録とは、ANAマイレージクラブ(以下、AMC)の会員登録を指します。
スマートフォン1つで5分くらいで完了と、簡単に出来ます。
AMC会員にならなくても航空券の予約は出来ますが、マイル等貯まらないとか、次回以降の航空券予約時に個人情報を全部入力しなければならないとか、5分掛けて登録する価値はあ李ます。
ここからアプリでのやり方を解説しますので、まずはANAアプリをダウンロードから。





PCのWeb版はPDF貼っておきます。
ANCカードの選択の際に、デジタルカードを選択された方はカードを使う場合は専用のアプリのダウンロードが必要です。
アプリダウンロード後、アプリを起動しAMCのお客様番号10桁とWebパスワードを入力しログインすれば、AMCのデジタルカードが使えます。
【2種類のアプリの違い】
ANAアプリ:航空券等の予約・決済をする為のアプリ
ANAマイレージクラブアプリ:AMCのサービスを利用するアプリ
日本国内航空券予約方法(現行の手順)
スマートフォンで簡単に出来ます。


右:予約条件入力画面。片道・往復・複数都市のどれかを選択後、赤枠の条件を指定します。今回は往復で



右:指定日最安はこの日の全ての運賃種別で最も安い運賃がある便になってます。希望の便をタップ。


右:運賃種別選択画面ですが往路で(往復)・・・を選ぶと復路は(往復)・・・しか選べません。

右:問題無ければ「次へ」をタップ。変更したい時は「削除」をタップし予約やり直して下さい。


右:予約完了。座席指定してから購入手続きをします。「座席指定」をタップ。


右:他の未指定の便の座席指定をしましょう。

右:ログインしていても毎回Webパスワードが必要となりますので入力後「次へ」をタップ。

右:クレカ情報入力し、内容を確認にチェック後「購入する」をタップ。

これで支払い手続き作業が完了します。
アプリかWebで手続き完了後、登録したメールアドレスに「【ANA国内線】202X/XX/XX ANA XXX お支払い完了のお知らせ」というメールが届きます。
予約した情報が記載されておりますので、この時点で予約及び支払い完了となります。
予約したが支払いがまだの状態でもANAアプリのTOP画面に表示されます。支払い期限まで表示されます。
日本国内航空券予約方法(26年5月19日以降)
画面が現行からかなり変わります。
画面は変わってもやる事はそんなに変わりませんが、運賃種別が変わっている為、戸惑う人も多いかと思います。
きっちり解説します。


右:出発地・到着地を選択する画面。都市を選択。

右:運賃種別選択画面。

右:復路便が表示。希望の便があれば「選択」をタップ。

右:画面下に往復の運賃が表示されます。これで良い場合は「次へ」をタップ。




右:座席指定を選択。名前確認がありますので問題なければ「OK」をタップ。

右:9Kの座席を選択すると1と表示されました。これで良ければ「次へ」をタップ。
赤い△×座席は非常口座席です。少し広いが緊急時の避難の際の対応が必要。



右:支払い手続き画面。プロモーションコードお持ちの方はここで入力。支払い方法も選択。
クレジットカードならカード情報を入力が必要。他の支払い方法もありますがクレカが良いと思います。

アプリかWebで予約手続き完了後、登録したメールアドレスにメールが届きます。メールタイトルは現状から変わるかもしれません。
予約した情報が記載されておりますので、この時点で予約及び支払い完了となります。
予約完了した便は、いままで同様にANAアプリのTOP画面に表示されます。
領収書はANAアプリのTOP画面の左上の3本横線から出せるようですが、経費精算で必要なら会社のPCからWebでANA公式サイトから領収書発行した方が楽です。
国際線航空券予約方法(手順)
スマートフォンアプリで簡単に出来ます。
Webでは国内線・国際線で検索条件入力画面が異なりますが、ANAアプリだと検索条件入力画面が国内国際同じですので、アプリの方が楽だと思います。
ANAアプリログイン後の予約画面から解説します。





















アプリかWebで予約手続き完了後、登録したメールアドレスに「【ANAより】ご購入ありがとうございました」というメールが届きます。
予約した情報が記載されておりますので、この時点で予約及び支払い完了となります。
国際線の場合は、このメールで領収書が添付されますので、支払い時画面で領収書宛名欄に社名とか入れておくと楽だと思います。
予約完了した便は、国内線と同様にANAアプリのTOP画面に表示されます。
注意:国際線の場合、観光や短期出張など短期海外滞在する場合でも、航空券以外に事前にビザ(査証)入手やビザ免除プログラムの登録が必要な国があります。
日本のパスポートはビザなしで渡航できる国が多いので最強と言われますが、ビザ免除プログラムの登録が必要な国の場合は日本人でも必要となります。
該当する国は・・・アメリカ、オーストラリア、EU(シェンゲン協定加盟国)は取得していないとフライト当日のチェックインカウンターで航空券発行してもらえないと思います。
費用は掛かりませんが、事前に個人情報を登録する必要がある国もいくつかあります。
また、インドやロシア、インドネシア、カンボジア、スリランカ、キューバ、パプアニューギニア、サウジアラビア、エジプト、エチオピア・・・等。
取得方法はWebで取得が出来る国は増えてきたものの、国によって異なります。一部の国ではアライバルビザがありますが、事前に取得出来るならそうする事を推奨します。
お得に予約する
エコノミークラスで旅行したい人は、大半は安く予約したい人ですので、どうすれば安くなるか?使用するお金を減らせるか?目線で見てみました。
日本国内線
1、出来るだけ早く予約
早く予約が正義。ダイナミックプライシングという運賃制を取っているので、それに則った予約方法となります。
2、往復割引
1回の予約で往復分を予約する事で若干ですが安くなります。日時が確定しているなら良いと思います。
3、ANAマイルで特典航空券
繁忙期はなかなか取れませんが、マイルが貯まっていれば空港使用料などごく一部支払いが発生するものの、ほぼお金を使わずに予約出来ます。
4、ANAスカイコインで航空券予約
航空券購入の際にお金の代わりに使えます。貯める手段は少ないですが、マイルからスカイコインに変換できます。
最大で1マイル1.7スカイコイン。
5、株主優待券利用
「株主優待割引」運賃で予約可能。入手方法は、株買って株主になるか、金券ショップで買うか。
時期や優待券の有効期間によって1枚数百円で売ってます。
6、ANAカードで予約
現在は「ビジネスきっぷ」、26年5月19日からは「ANAカード優待割引」と呼ばれる運賃で予約可能。
ANAカード(クレジット機能つき)会員本人が搭乗する必要がありますが、融通がかなり効く運賃なので使い方次第で非常に便利。
いつから?いつまで? | 予約購入期限 | 予約購入区分 | 往復割引 | |
ビジネスきっぷ | 2026年5月18日まで | 当日まで | 同一路線2区間必須 | 適用無し |
ANAカード優待割引 | 2026年5月19日から | 当日まで | 片道でも、往復でも | 適用有り |
7、25歳以下、65歳以上
現在は「スマートU25、スマートシニア空割」、26年5月19日からは「ユース、シニア」と呼ばれる若い人や高齢の方が使用出来る運賃。
当日予約のみと重い縛りがありますが、その分安いです。
8、ANAにキュン!
毎月29日はANAの感謝の日らしく、月1イベントがあります。
国内線であれば座席数限定のANA SUPER VALUE SALEとかANAトラベラーズ ダイナミックパッケージ(航空券+宿泊)があります。
ANA SUPER VALUE SALE=SUPER VALUE 75とかとは異なります。
9、WEB限定!国内線航空券タイムセール
期間限定・座席数限定のANA SUPER VALUE SALEが開催されます。
不定期で開催されるので、ちょくちょくWebでチェックが必要です。
10、減額マイルキャンペーン
特典航空券に必要なマイル数が半分になる期間限定のキャンペーンです。
競争率は高そうです。空港使用料金が別途かかりますが小さい金額ですので持ち出しが少ない。
11、ANAを使わず、スカイマークやLCCを利用
何を言ってるんだ?という内容ですが、ANAなどのフルサービスキャリアの運賃は特別なことがない限りLCCより安くないです。
安くないなら、ANAを使わない手もあります。スカイマークとかピーチとか。
但し、就航していない空港も多く、空港までの移動や空港から目的地までの移動に余計な費用が発生することも。
国際線
1、出来るだけ早く予約
国内線と基本同じ。
2、ANAマイルで特典航空券
国内線と基本同じですが、サーチャージなどの費用に支払いが発生します。これが結構重く、行き先や時期次第では数万円掛かります。
3、ANAスカイコインで航空券予約
国内線と基本同じ。
現金と同じ扱いですので搭乗マイルが貯まります。
やり方次第では特典航空券よりお得に乗れる可能性もあります。
4、海外発券
海外出発〜海外戻りの航空券を指します。
有名というか、安いなと思うところは・・・KUALA LUMPUR(KL)発券とかソウル発券になります。
もう5年も前ですが、KL⇒NRTトランジット⇒JFKで1泊⇒NRTで7泊⇒KLが総額135,000円だったりも。
海外出発なので、そこに行くためのフライトの準備が必要ですが、やり方次第でANAで安い旅行が出来ます。
5、ANAにキュン!
毎月29日はANAの感謝の日らしく、月1イベントがあります。
国際線でも減額マイルキャンペーンとかANAトラベラーズ ダイナミックパッケージ(航空券+宿泊)があります。
6、WEB限定!国際線航空券タイムセール
期間限定・座席数限定のタイムセール運賃で航空券が予約できるキャンペーンです。
不定期で開催されるので、ちょくちょくWebでチェックが必要です。
7、減額マイルキャンペーン
特典航空券に必要なマイル数が半分になる期間限定のキャンペーンです。
競争率は高そうですし、ANAだと特典航空券はサーチャージ等は別途かかりますが、かなりお得なキャンペーンです。
8、ANAを使わず、格安航空券検索サイトで検索
元もこうもない話となりますが、国際線航空運賃は非常に高いので、こういう選択が出てきても仕方ないかと。
最後に
今回の運賃改定、少しですがシンプルな設計になったと思います。
現行運賃より良くなったかどうかはタイミングと買い方次第ですので、少しでもお得に旅行する一助になれば。
そろそろ乗り物でもきっぷの解説は終えて、乗り方や空港での過ごし方、イミグレなど実際海外に行く時の解説でもしようと思うのですが、なにせ海外に行く事が本当に減りまして、24年は2回だったか、25年は1回と、私が海外旅行の行き方がわからなくなりそうな状況です。
出張とかで海外へ行けると良いんですが、なかなか都合よく海外には行けませんが、溜まったマイルの有効期限がありますので、たまにはリハビリも兼ねて海外旅行を計画しようと思います。