生活費も値上げ、マイルも値上げ・・・。
日本に戻り長距離出張が減りマイルが貯まる速度が一気に低下して1年弱経ちますが、今月ANAが特典航空券の必要マイル数の改定のアナウンスがありました。
あまり特典航空券を使わないのですが、今年は日本国内路線、国際線ともにマイル値上げがありましたので、特典航空券値上げについて書きます。
ANA国内線特典航空券 必要マイル数の改定について
24年7月11日発表。2024年10月27日(日)以降搭乗分より適用されます。
まずは、どれくらい増えてしまうのか?表にまとめたら・・・

沖縄離島4区間は利用ケースが少ないので説明は割愛します。
1区間の方で、片道500〜1,500マイル増額となっています。
301〜800マイル区間のレギュラー以外は増額マイル数が固定されています。
301〜800マイル区間とは、羽田⇔新千歳・福岡便など利用客の多い路線が多い為、少し盛っているように思えます。
ついでにANA国際線特典航空券はどうなってる?
24年3月7日更新。2024年10月27日(日)以降搭乗分より適用されます。

一部変動が無いものの、20,000〜40,000マイル増額されています。
最近はビジネス・ファーストの航空運賃の高騰が進んでいるようで、それに合わせて増額したのでしょうか。
国際線の場合、サーチャージなど出費が避けられない費用が数万円します。
移動手段でしかない方々からすると、このマイルを使ってスマホやPC購入費用の一部に突っ込んだ方が良いように感じます。
最近は、ANA MallでApple製品を購入できるようです。但し、iPhoneだけはApple Storeよりかなり高いですが。
コストが上がった特典航空券を抑えるには
どうしてもマイルで飛行機乗りたい・・・、という方には「今週のトクたびマイル」があります。
毎週、お得な特典航空券が更にディスカウントされるという企画商品です。
【トクたびマイルのスケジュール】
毎週火曜日の昼 :対象路線・必要マイル数(片道3,000〜)の告知
翌水曜日の午前0時 :予約発券開始
翌木曜日〜翌週水曜日:対象搭乗期間
例 7月30日火曜日に告知
7月31日水曜日AM0時に予約発見開始
8月1日木曜日〜8月7日水曜日が対象搭乗期間
メリットはなんといっても「必要マイルが少ない」
デメリットは「毎週対象となる対象発着空港が変わるので、計画的に旅行が出来ない」
閑散期は選択肢が増えるが、繁忙期はしょっぱい感じです。
繁忙期は全く期待できませんが、ローシーズンや繁忙期前は結構路線が多かったりします。
実際の予約はこんな感じでやります。







実際に1度使った事があるのですが、なかなか特典航空券で取れる座席取れないように感じます。
有料航空券で一杯になっていれば当然取れませんので、人気路線・週末や連休では競争率が高く、特にビジネスユーザーが多い路線や時間帯は結構厳しいです。
ですが、通常の特典航空券の必要マイル数が30~50%くらい少なくて済みますので、タイミングと行き先がマッチしたらこれを使うのも良いと思います。
最後に
特典航空券の必要マイル数が値上がり、物価高騰で入手できるマイル数が増えている=1マイルの価値が日本円同様に低下しているのですが、元々は飛行機に乗っただけでもらえるポイントであり、これとは別に支払い時にクレジットカードでもポイントが付いています。
航空会社からしたら、その分利益を削って上客の客寄せパンダにしていますので、多少の必要マイル数アップは仕方ないように思いますが・・・。
特典航空券で使うのが現金換算すると最も効率良いですが、23年からANA Payが始まった事で日々の生活でもマイルが使えるようになっていますので、数年前よりも使い勝手は大幅に良くなっています。
マイルは現金と違って、ずっと塩漬けにしてても1マイルも増えないんですよね。
キャンペーン以外で特典航空券の必要マイル数が減少する事もなかなか無いでしょうから、特典航空券を使える機会があれば積極的に使った方がいいと思います。
と分かってながら、マイルを半ば趣味みたいに貯めている自分がいるので、今年くらいから使っていこうかと思います。