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久しぶりの海外旅行 マレーシアJB編【想像以上に都会】

シンガポールからブラブラしに行くには丁度良い街。

マレーシア、何度かクアラルンプールで入国したもののトランジットの為、空港の外に行った事が無くなんちゃってマレーシア訪問でした。
訪問先はジョホールバル、サッカーの試合やDysonで有名になった街です。
今回は宿泊目的ですが、入国しブラブラしてみました。

2024年10月時点の情報です。

シンガポールとマレーシアの関係

ググったら、検索結果のTOPに「AI による概要」として以下の記載が出てきました。

マレーシアとシンガポールは、隣国で一時期は同じ国でしたが、マレー人優遇政策への反発からシンガポールがマレーシアから分離・独立しました。現在は経済的に密接な関係にあり、互いに協調方向にあります。
【経緯】
・第二次世界大戦後、シンガポールはマレーシア連邦の一部となりました。
・マレーシアではマレー人優遇政策が掲げられ、中国系住民の比率が高かったシンガポールでは反発が高まりました。
・シンガポールでは暴動まで発生し、最終的には1965年にマレーシアから分離・独立してシンガポール共和国が成立しました。
【現在の関係】
・マレーシアにとってシンガポールは最大の輸出先でもあり、輸入元でも第2位となっており、経済的な結びつきも強い。
・両国は人種や領土、開発に関する問題、欧米諸国への姿勢などでたびたび衝突しており(軍事的なものではなく、あくまで外交上のものである)。
・政治的に大きな懸案事項はなく、両国は良好な関係にあり、交流も広範囲で行われている。

Wikipediaも見ましたが、もっと詳しく書いてましたが要約するとこんな感じでした。
という事で、別れた時は暴動によるものだったが、現在はお隣同士で仲良くやっているようです。

マレーシア⇔シンガポール出入国方法

国境が川なのか運河なのか、とにかく水で仕切られていた形になっており、出入国が出来る場所は基本2箇所です。
どちらも橋が掛かっている所となります。

パスポートを見ている人のマークが国境行き来出来る場所。

2箇所ありますが、恐らく越境人員が多そうなJB Sentral⇔SIN Woodlandsで国境を越えるルートを紹介します。
本当はシンガポールからの移動を載せたかったのですが、撮った写真がろくなものが無かったのでジョホールバルからの移動を載せてますが、シンガポールからの移動もほぼ同じです。

バス利用も鉄道利用も同じ場所での乗車降車となります。
ジョホールバル側CIQ:JB Sentral
           ⇒街中にあります。
シンガポール側CIQ :Woodlands CheckPoint
           ⇒郊外にあります。

バス利用の場合、CIQ間は有料バス移動となります。Woodlands CheckPoint周辺は駅も何にも無いエリア。
MRTの駅に行くには再度バスに乗って駅に行く必要があります。
鉄道の場合もCIQ間を有料鉄道移動となります。バスと基本同じです。

シンガポールからジョホールバルに向かう場合、タクシー以外では・・・
1、MRTのadmiralty駅・Woodland North駅・Newton駅・Kranji駅まで行って、そこからバス
2、クイーンストリートバスターミナル(Queen Street Terminal)まで行って、そこからバス 
⇒バスの番号は忘れましたが、行き先が「Woodlands CheckPoint」とか「Woodlands CIQ」に乗ればOK。
 シンガポール側CIQで有るWoodlands CheckPointに行けます。
 運賃は片道2~4SGDくらいとかだったと思います。
他にもチャンギ空港からもバスで行けるようです。

陸路で国境越えるのですが、川幅が広くバスでも数分かかります。歩いて越える事は出来ないと思います。
マレーシア入国時は事前に準備する事はありませんが、シンガポール入国時は事前にWebで入国申請するか、CIQ現地で情報入力する必要があります。
マレーシア出国⇒シンガポール入国の所要時間はイミグレがノー混雑・事前入国申請済みの場合、30分弱で行けるしょうか。

マレーシアJB Sentralの建物。シンガポールへ行く人が多いです。
鉄道駅のコンコースと改札。鉄道乗ったら5分でシンガポールへ行けるようです。
バスで行く場合のマレーシア側CIQを超えたところ。どっち乗ってもシンガポールへ行ける筈。
バス料金は2.6RM(2025年3月のレートで90JPY弱)
バスの運賃支払いはクレジットカードのタッチ決済でOK
見た目が刑務所のようなシンガポールのCIQで有るWoodlands Checkpoint

シンガポールのMRTは島内全域をカバーしているので、とても便利です。
東京メトロのように、グニャグニャ路線ですので路線図がないと迷子になります。

マレーシアの雰囲気

JB Sentral周辺のみの滞在でしたが、ショッピングセンター・高層ビルがある中、ちょいちょい寺院とかが点在している不思議な街でした。
駅周辺は工事中が多いですが、ショッピングセンター内は人が多く活気がありました。
ユニクロも入店しており、美味しそうな飲食店も多かったので、ここで生活する事になっても困らないと思います。

少し歩いたところにはインド?のような寺院のようなものがありますし、夜になれば夜市もやってます。
大通りから少し外れると急に閑散な雰囲気となりますので、女性一人で歩ける範囲は狭いかも知れません。

シンガポールに行ってるのにマレーシアJBに入った理由はホテルが安いから。
今回のホテルはTrip.comで1泊6,000円弱(素泊まり)でシンガポールより明らかに安いので泊まってみました。
室内は少々ボロい感じですが、ロケーションはJB側CIQから徒歩10分でその動線上に大きなショッピングセンターもあるので交通の便は良いです。
⇒海外、安い、という事でそれなり・・・です。
 2,000円3,000円高くてもいいからもう少し良いホテル希望という方はちょっと離れますがHoliday Inn Expressがあります。

JB Sentral直結のショッピングセンター。店内は撮影してませんが、かなりの店舗数でした。
中国の郊外を思わせるような街の雰囲気。高層マンションもあちこちあります。
グレーの建物にCitrus HOTELと書いてますが、ここに宿泊しました。
夜のJB。ホテルから徒歩数分です。ちょっと先に日本では見慣れない▲があります。
拡大するとこんな感じ
▲の正体はインディアン遺産センター。自由に出入り出来ますが建物(屋内)の中に入る時は靴を脱ぐ必要あり。
少し外れたところに行くと一通りが一気に減ります。
ジョホール発祥のハンバーガーショップ。woodfire
メニューはこんな感じ。ジャンキーです。
ハンバーガーとフライで30RM(2025年3月のレートで約1,000JPY)。結構美味しかったです。
夜市もやってます。
今回泊まったホテルの部屋。普通に寝れました。シャワールームの窓が閉まりきらず雨音がうるさかったです。

スターバックスにも

もちろん、スターバックスにも行ってます。
前述のショッピングセンターの1階にありました。

安定のスタバ、マレーシアの店舗も味や店内・スタッフの対応も日本やシンガポールと同じ感じでした。
朝に行ったのでモーニング的なものを頼みましたが、15RM(2025年3月のレートで約500JPY)と日本より安く食べれます。
コーヒー1杯アメリカンですが、8.02RM(2025年3月のレートで約265JPY)とシンガポールとより安いです。

マレーシアのスターバックス店舗。ロゴを持ってる人もセイレーンです。
店内。過去に訪れた国々、どこも似たような感じです。逆に安心。
モーニングセット。なぜ日本はやらない?

マレーシアへ訪れる時の基本情報(私見含む)

詳しいことは、専門のページとか解説サイト、国の公式サイト見てもらいたいですが、簡単にまとめるとこんな感じ。

ビザ    :日本人は不要。パスポート残存期間6が月以上
航空券   :日本⇒ジョホールバルだとシンガポール経由一択。シンガポールルールに準拠
入国審査  :審査官による審査。自動化ゲート無し
現地決済通貨:マレーシアリンギッド(2025年3月時点で33円/1RM)
支払方法  :乗り物含めて、ほぼクレジットカードでOK
移動手段  :ジョホールバルはバスか長距離鉄道(越境鉄道含む)
気候    :年中暑い
治安    :暗い路地は心配。逆に明るいところは比較的安心か
その他   :イスラム教の国なので、宗教的にNG行為はダメ!

最後に

実質初マレーシア訪問でしたが、ジョホールバルは思った以上に賑やかな街でした。
やっぱり、シンガポールと接している事があるのでしょう。
ホテルから地元ハンバーガーショップも15分ほど歩くちょっと離れたところにあり夜9時頃に行きましたが、店内は満席どころかレジまで10人ほど並んでました。

一方、宗教色が一気に強くなり、街も人もシンガポールとは明らかに異なる雰囲気なので、観光するには見るものがあれこれ有ると思います。
シンガポールへ旅行するのであれば1泊くらいマレーシアに寄り道しても良い街でした。

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