三度目の正直となるか?二度あることは三度あるとなるか?
ANAが急遽サービス開始のリリースを出した、ANAモバイル。
まだ契約していませんが、マイルがたくさん貰えるという謳い文句にANA利用が非常に多かった私としては非常に気になりましたので、解説する事にしました。
本当に良いのか?がっつりみてみます。
2026年4月時点の情報です。詳しくは公式サイトでご確認ください。
JALモバイルに続いてANAが再々参入
25年4月に登場したJALモバイルが登場し、ANAも参入することを検討したのか?2026年3月24日のニュースリリースで発表、即日サービス開始という事で爆誕したANAモバイル。
しかし、今回が実質3度目の参入という、過去2度の黒歴史が存在しています。
【ANAモバイルの歴史】
1回目 2016年3月25日
So-net MILEAGE SIMサービス開始。
毎月、基本マイル20マイルと残パケット量に応じた残パケットマイルを積算。
⇒2017年12月31日サ終
2回目 2016年11月2日
ソフトバンクの協力でANA Phone予約開始。
毎月の利用料金に応じてマイルが貯まる、ANA便に搭乗でボーナスマイル加算で2年間で最大34,400マイルゲット。
旅をしている気分を感じるオリジナルホーム画面、ライブ壁紙、旅先で役立つANA就航地の世界時計ウィジェット。
⇒2021年サ終
過去2度、どちらの内容も他のキャリアやMVNOと比べ特徴的ではあったものの、ユーザー受けは良くなかったのか2〜5年でサービス終了しています。
今回は満を辞してなのか?急に立ち上げ検討したのか?分かりませんが、サービスが開始されました。
基本内容
通信キャリアは不明ですが、運用形態を大手キャリアではなくMVNO会社経由(=MVNE)という形になっているようです。
MVNE会社:非開示(サービス内容等から IIJmio?と言われてます)
SIM :物理SIM、eSIMどちらも対応
プラン :「音声+SMS+データ」と「データのみ」の2種類
通信回線 :docomo回線とau回線 のどっちか選択でどちらも4Gと5G
電話回線 :両回線共通 日本国内通話は11円(税込)/30秒
事務手数料:3,300円
その他 :ANAマイレージクラブ会員番号が必要(マイル受け取る為)
手続き方法:Webから
ANAマイレージクラブ会員番号が必要な所以外は至って普通です。

サービス1 料金の20%のマイル
最も推しているサービスが・・・
ANAマイルががっつり貯まる!料金に対して20%!
ANA使って国内外へ旅行する人はとてもありがたいサービスです。
20%貯まるケースは以下の通りです。
【ANAモバイルでマイル20%貯まるケース】
1、基本プラン料金
2、定額通話料金(11円(税込)/30秒分は適用外)
3、追加容量契約の料金
例えば・・・
データ容量30GB契約=530マイル/月x12ヶ月=6,360マイル貯まります。
⇒東京⇔大阪でローシーズン片道6,000マイル必要なので、飛行機代片道分は貯まります。


ちょっと古いので、特典航空券が必要な最新と異なりますが、特典航空券やマイルの使い道の解説をやってますので、参考にしてください。
サービス2 余った通信容量は次月に繰り越せる
次月に繰り越せるサービス、若干内容が異なりますが余った容量があれば次月でも使えるのはありがたいですね。
【繰り越せるデータ容量】
1、月額で契約しているプラン分のデータ容量
⇒翌月末まで
2、データチャージ分のデータ容量(追加チャージ)
⇒購入日から3カ月後の月末
翌月繰り越せるので、データ容量プランを多めにして契約してもロスが少ないのが良いところかもしれません。
サービス3 ANAライフソリューションサービス対象
高頻度でANAを利用している人でマイレージの会員であればプレミアムメンバーサービスというステイタス会員になれます。
単純に飛行機乗りまくれば達成できますが、そこまで乗らない人でもANAの様々なサービスを利用し、ANAカードなどでの決済額がたくさんあればステイタス会員になれます。
ANAモバイルも、そのサービスの対象になっています。
ステイタス会員になればANAでの色んなサービスが優遇されます。
・優先搭乗
・空港ラウンジ利用
・手荷物預け入れ1個追加 などなど
飛行機に頻繁に乗る人にとってはかなりありがたいサービスではあります。

注意1 MNPで手数料が掛かる
新規でもMNPでも税込3,300円掛かります。
代わりに500マイル貰えるキャンペーンもやっています。
注意2 通信制限
MVNOやMVNEは通信制限が掛かりやすいです。ANAモバイルも当然あります。
【契約データ容量を使い切った場合】
データ容量を使い切った場合、通信速度が最大200kbps
救済処理:1GB単位でチャージ可能。250円(税込)/1GBでマイル20%ゲット
注意事項1回の申請でお申し込みできる容量は3GBが上限
【契約データ容量を使い切って無いけど】
ドコモ回線 :下り最大1,288Mbps/上り最大131.3Mbps
au回線 :下り最大958Mbps/上り最大112.5Mbps
3日間の合計通信量が上り下りの合計で366MBを超えた場合も制限対象!
何気に痛いのが、3日間の合計通信量でも制限対象となる事でしょうか。
対象なので毎回確実に制限が入るという訳ではないですが、このご時世で1日120MBなんてあっという間どころか意識してセーブしてても行ってますような量なので、頻繁に通信制限(通信速度がめっちゃ遅くなる)が入る可能性があります。
最も競合となる?楽天モバイル
JALによく乗る人がわざわざANAモバイルに契約しないでしょうし、ANAを利用する人がJALモバイルと比較する事は無いと思います。
一方で安さとかで行くと、UQやYahoo!モバイルを利用する人が多そうですが、繋がりやすさ以外ではTOPクラスと(個人的に)思う楽天モバイルを比較対象とします。
プランは1つのみ、楽天グループのサービスを利用するとポイントがより多く貰えますし、海外での利用も2GBとはいえ海外旅行に定期的に行く人にとっては便利だと思います。


ズバリ比較した結果!
がっつり比較をしてみましたが、どうでしょうか?
| ANAモバイル | 楽天モバイル | |
| 使用通信キャリア | ドコモ or au | 楽天モバイル 都市部以外の一部エリアでauローミング |
| 通信容量/料金(1ヶ月) | プランは契約時に容量で決める 3GBで950円 20GBで2,150円 30GBで2,650円 ※通話料別途 | プランは1本で使用量で決まる 3GBまで1,078円 20GBまでで2,178円 それ以上無制限で3,278円 ※通話料別途 |
| 加入事務手数料 | 3,300円 | 0円 |
| 貯まるポイント | 契約プランに20% | 毎月のポイントは無し |
| 無料通話 | 5分かけ放題プランに入れば | Rakuten Link使えば基本無料 |
| 余った容量繰越 | 翌月繰越あり | 無し |
| 海外利用 | 無し。現時点でオプションでも無し | 2GBまでは高速通信 超えても最大128kbpsで利用可能 |
| 通信速度 | ドコモ回線 :下り最大1,288Mbps/上り最大131.3Mbps au回線 :下り最大958Mbps/上り最大112.5Mbps ※ベストエフォートタイプ | 下り最大2Gbps以上(理論値) ※ベストエフォートタイプ |
| 通信制限 | ①契約容量を超えた場合 ②契約容量を超えてなくても3日間の合計通信量が上り下りの合計で366MBを超えた場合 | 以前は存在したものの、現時点で明確な基準は無し |
| その他メリット | ANAライフソリューションサービス対象 ⇒航空会社の会員ステータス取得に影響 | 楽天グループのサービスで取得ポイントが増加 |
| デメリット |
最後に
私の通信費用を計算してみました。
【条件】月の通信使用量 :20GB程度で電話しない
楽天での買い物 :月平均2,000円
出張でホテル宿泊:月平均11,000円
ANAモバイル:2,150円でマイルが430マイル
楽天市場で買い物で楽天ポイント20=20ポイント
楽天トラベルで予約でモバイル契約者限定もらえず=0ポイント
⇒ANAマイル430マイル+楽天ポイント20ポイント
楽天モバイル :2,178円で楽天ポイント0
楽天市場で買い物で楽天ポイント20xモバイル契約者限定最大5倍=100ポイント
楽天トラベルで予約でモバイル契約者限定で1倍追加=110ポイント
⇒ANAマイル0マイル+楽天ポイント210ポイント
なんと、楽天の恩恵を積んでみてもANAモバイルの方がマイルが貯まる結果に。
楽天市場や楽天トラベルなどを楽天サービスをかなり利用する人たちであれば変わってくるかと思います。
3度目の正直を狙って再登場したANAの通信サービス、内容を見る限りでは料金体系がシンプルでわかりやすく、マイル付与に全振りした内容となってますので、一定のニーズはあると思います。
・ANAマイル、特典航空券で使うのが最も費用対効果が高い。
・飛行機なんか乗らね〜な人もANA Payで1マイル1ポイントで買い物できます。
しかも、10年前にはなかったタッチ決済やQRコード支払いが2026年ではかなり普及している世界線で今後の決済の主流に。
逆になんとか経済圏としての規模が大きくない航空鉄道系企業は、オンラインショップは弱く定期的に該当企業の乗り物利用(定期券とか月1回以上出張するとか)しないと爆発的にポイントが貯まらないのですが、ANAモバイルの方が明らかに貯まるマイルが良い。
ただ〜!やっぱり通信制限が非常に気になります。
特定GB数単位での契約も何気に微妙なところである一方、大容量で契約しても通信制限の頻度次第では無駄になるケースもありお金をドブに捨てるようなことも・・・
ANAモバイル、誰向けが良いのかな〜と思ったら、こんな感じなのはどうでしょうかね?
・基本的に安い
・使い過ぎ=通信制限掛かるので、それを逆手に取ってスマホ依存しにくい?
・勝手にマイルが貯まるので、中学から契約し貯めたら大学進学時には海外に行けるくらいのマイルが貯まるかも
中学高校生のスマホ契約では良いかも知れません。


