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充電端子でもう困らない、最強充電ケーブル【レビュー】

これで充電端子やケーブルでの悩み、解消出来る!?

スマホの端子が違えばケーブルも変えなければならない、と面倒で仕方がない昨今のガジェットですが、それを一撃で解決してくれる便利な商品がありましたので、今回はこちらを紹介します。
Lightning端子のApple製品をお持ちの方はお役に立つ筈です。

充電端子の問題

10年以上前からiPhoneと他のデジタル製品とで端子が異なる為、充電するのに色んな充電ケーブルを持っていないといけないような状況がで続いておりました。
しかし、USBがType-Cが普及しだすと、AndroidスマホだけでなくタブレットやPCもType-C端子で充電できるようになり、AppleでさえもiPhoneと一部の周辺機器を除きType-C端子が標準装備されている状況で、AppleユーザーですらiPhoneのLightning端子を辞めて欲しいと思っている人が非常に多いかと思います。

ついにiPhone15シリーズでUSB-C端子が採用され、無事に統一された感がありますが円安の後押しももあって端末1台124,800円〜と簡単に手が出る価格でもありません。
また、最近のスマホは余程処理が重いアプリを使用しなければ、特に不自由することなく、買い替えもなかなかしない為、今後も当分Lightning端子を使い続ける事になる人も結構多いかと思います。

今回の商品

今お持ちのiPhoneやiPad、端子がLightningだけどまだまだ使えるし〜、でも色んなケーブル持つのも嫌やし〜、新しい端末買うのもな〜、と方に 今回の商品です。

先端が取り外し出来る充電ケーブルとなっています。

中国で購入した同じ商品?でレビュー

多分、同じメーカー・同じ商品だと思いますが、中国で買ったものでレビューします。

同梱されているものは、
・マグネット式ケーブル(片側はType-C固定、反対側はマグネット口)
・マグネットで着脱可能なType-C端子と8Pin(Lightning相当)の端子
となります。

現物写真。パッケージは捨ててしまいました・・・。

2023年6月に購入したので半年使ったレビューは以下となります。

着脱可能な端子を付ければ、端子を選ばず同じマグネット式ケーブルで充電可能!

一番の売りです。同じケーブルでiPhone14以前の端末やPCを充電する事が出来ます。
ケーブルの片側はUSB-C端子固定、反対側は脱着可能な端子になっています。
iPhoneとかのLightning端子かUSB-C端子を付け替える事が可能。
これで異なる種類のケーブルを用意する必要は無いし、

iPhone SE 第3世代に付けてみました。Lightning端子の方。
M1 MacBook Air(2020年)に付けてみました。USB-C端子の方。

ケーブルに引っ掛かっても端末が飛んでいかない(でも、スマホの場合は飛ぶ)

パソコンを充電する際に、充電中のケーブルに足を引っ掛けてもパソコンが飛んでいくことはありません。
磁石自体それなりに強力なので、普通に接続してればちょっとした事で外れる事はありません。
逆にスマホの場合は、ちょっと外れやすいかも。
通電中は脱着側が光るので、目視で通電確認が出来ます。便利。

端子接続や交換はマグネットで引っ付きます。結構磁力強い。

デバイス本体の端子への抜き差し回数が激減。端子故障が減る?

端子の故障、私はあまり経験ありませんが、端子の抜き差しが増えるほど、端子周辺に細かい傷が付いてきます。
実はこれ、端末を買い取りに出す時の減額対象になります。
傷の程度により金額は変わりますが、先日iPhone14 Proを売却した際、端子周辺の細かい傷で1,000円減額されました。
なので、今回の商品が1,000円ちょっとで買えて、下取りの事を考えると実質タダになります。

Lightningで充電できました。
USB-Cでも充電できました。LEDもちゃんと光ってます。

若干通電が悪いかな。

ケーブル側と端末に差す側は磁石で接続しますが、なんとなく異物が付着しやすい形状なので、接続しても充電されないケースがあります。
繋いでも通電されていない場合は、ケーブル側端子のLEDが光りませんので、そこで確認できるので困る事は無いのですがたまにあります。
個人的にはそこまで気になりません、というレベルです。

データ転送速度はLightning端子と同じ480Mbps。遅い。

USB-Cにも種類が色々有りハイグレードになると、データ転送速度がかなり早くなります。
しかし、このケーブルは480Mbps、Lightning端子の転送速度が480Mbpsなので、遅い方に引っ張られる形になります。
データ転送速度は、どうもUSB-Cのケーブルと比べて遅いです。

USBの種類と転送速度。同じ端子でも全然違います。

データ転送速度は端末側の端子の種類でも対応していなければ、本来の速度が出ません。例えば、私が所持してる端末だと、
iPad Pro 第5世代:USB-C Thunderbolt 3(最大40Gbps)
M1 MacBook Air(2020年モデル):USB-C Thunderbolt 3(最大40Gbps)
iPhone15シリーズ:USB 3(最大10Gbps)
iPhone SE 第3世代:Lightning(最大480Mbps)
⇒『送信側端末端子仕様』『受信側端末端子仕様』『ケーブルそのもの』の3つで一番遅い速度が実際のデータ転送速度になります。

MFi認定有りません。

Made For iPhone。
Appleがアクセサリのメーカー互換性を持つように設計され、互換認定を受けた製品です。
これが有る無いで何が違うのか?ちらっと調べましたが、出てきた答えは「アップデート時に使えなくなる可能性がある」くらいでした。
これにより充電等が出来無くなった事はありませんが、今後のOSアップデートでは起きるかも知れません。

今回の商品にこれはありません。

充電器側の端子の選択に要注意

今回は片方がUSB-Cになっているものを紹介していますが、USB-A端子になっている類似品が多数あります。
選ぶ時は良く見て選んでください。

今から買うなら、USB-Cをお勧めします。
PCとかではUSB-C端子が標準となりつつあり、徐々にUSB-A端子が減ってくるかと思います。
しかし、私のような飛行機乗っての出張族はUSB-A端子の方が便利かも知れません。
ホテルや空港にコンセント意外にUSBで充電できるようになっていますが、圧倒的にUSB-A端子の設置の方が多いです。
特に海外旅行や海外出張の際に、現地のコンセントの形が違うので日本で使用してた充電器が使えない事が結構あります。
変換プラグ買えば良いのでしょうが、売っていなかったりすると途端に充電難民に陥ります・・・。

最近、空港ではUSB-Cの充電ポートが出てきましたがまだ少ない。

最後に

MacBook Airで便利だったMagSafe充電ケーブルが、USBで実現した事で当分これを使い続ける事になりそうです。
ケーブルの長さも1mだとちょっと短いのに、1.2mと中途半端感がありますが程よい長さのケーブルもあります。
ケーブル自体も繊維で被覆されているので、長期間使用してネチャネチャする事もありません。

転送速度が遅い以外はあまり気にならないので、当分不満無く使い続けられそうな予感です。
あとは、ノートPCの充電も十分に出来る小型で高出力な充電器があれば、充電器とケーブル探しの旅は終わりになるかも知れません。

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