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羽田空港T2国際線から出発(ANA SUITE LOUNGE見てきました)

コンパクト、そしてラウンジはかなり立派でしたが・・・。

2020年3月に羽田空港の第2ターミナル(以下T2)にて、国際線発着が出来るようになりましたが、流行病によって2週間足らずで閉鎖を余儀なくされました。
それから3年4ヶ月弱ぶりの2023年7月19日よりHNDのT2国際線部分が再開しました。
そして、たまたまですが7月に利用することになりましたので、色々と利用した内容を書きます。

HNDのT2国際線とは?

元々羽田空港(以下HND)はほぼ国内線、国際線といえば成田空港(NRT)と棲み分けされていましたが、2010年にHNDも国際線ターミナル(現第3タターミナル)が供用開始と共にHNDの国際線化が進みました。
更に国際線を増便する為に、T2の一部を国際線乗り入れが出来るようにした模様です。

2020年3月共用開始時点でもANA独占で発着しておりましたが、2023年7月19日の再開でもANAのみで午前〜昼までで5便のみ出発便の設定がされています。

NH859 香港行き     08:55
NH851 台北(松山)行き 09:50
NH211 ロンドン行き    09:55
NH969 上海(虹橋)行き 10:05
NH853 台北(松山)行き 13:20
※2023年8月時点⇒10月下旬より一気に増える見込み。

なお、到着便についてはどの便がT2に到着するのか?決まってません。
「便出発時間の24時間前に到着予定ターミナルがわかります」が確定ではなく、「フライトHND到着2時間前確定する」ようです。
搭乗客はほぼ確実にフライト中に確定で空の上で結果を聞く事になり、空港へ迎えに行く人は2時間前に確認して移動する必要があります。

どっちのターミナルなのか?最新情報は公式サイトにてご確認ください。

出国前

実際に利用したのですが、早朝6時過ぎに来ましたので、スタバなどの店舗はほぼ営業開始前で閉まっておりました・・・。
特に買うものもなかったので良かったのですが、ここで買い物する予定がある人は営業時間に注意です。

羽田空港第2ターミナル(T2)。国際線の表示が復活してます。
国内線搭乗フロア経由とは別ルートで国際線搭乗フロアへ。
T2国際線フロア。非常にコンパクトな感じです。
チェックインカウンター。PとQの2列しかありません。
早朝6時台に来た為、スタバなど店はやってません・・・。
眺めはいいです。T2なので青い飛行機しかありません。
保安検査入り口。ディスプレイだらけ。優先レーンはこの時点では無し。

ANAのチェックインとラウンジは?

ANAのダイヤモンドメンバーの間に利用出来ないのでは無いか?と思ってましたが、香港便で利用する事になりましたので、チェックインとかラウンジとか体験してきました。

ANA SUITE CHECH-IN

Rカウンターにあります。NRTのZカウンターのようなお屋敷感はありません。
中は撮影してませんが、NRTと比べて室内自体が明るくコンパクトであります。
重量測定もNRTと同様でフラットタイプで載せるのは楽です。

現時点で5便しかなく、中の受付台も6〜8箇所だったかな?有りますので絶対に混まないので当然快適なのです。
が、専用保安検査場がありません!一般客と同じ保安検査場を通る必要があります。
SUITE CHECK-INといえば専用の検査場がセットだと期待していました。
T3ではSUITE CHECK-INは無いし、保安検査場も優先レーンが無い為、混み合うと一緒に並んで20分30分掛けて通過する事になるのでゲンナリするのですが、T2でも同様の状況です。
SUITE CHECK-IN内に出入り口が2つあって、内1つは保安検査場の前にありましたので、本格稼働すれば専用検査場ができるかも知れません。

T2国際線のANA SUITE CHECK-IN。Rです。やっぱりコンパクト。
NRTのANA SUITE CHECK-IN。Zです。箱はこっちが豪勢な感じ。

ANA SUITE LOUNGE

保安検査と出国審査を通過したら右か左に行けるようになっており、ラウンジはカードラウンジも含めて右の方に集約されております。
ANAのラウンジは右に進んだ先にあるエスカレーターで上に上がったところにあります。

出国審査後の場所。右か左に行きます。
右に行くとラウンジです。
エスカレーターを上がるとANA LOUNGEがあります。

SUITE LOUNGEは受付右側の竹!の方に進みます。奥に進んでも竹が沢山生えてます。他ではなかなか見る事がない光景ではあります。
ここのSUITE LOUNGE、3階構造になっているのですが気が付かずにズンズン進むと、だだっ広い部屋に辿り着き、ゆっくりくつろげます。
とにかく、外の眺めが非常によく、窓際でずっと眺めてられる景色があります。
が、このフロアでは飲み物とお掴みやおにぎり等の軽めの食べ物しかありません。
食事するところDiningは、1つ下の3階になります。

Diningでは、調理するところが見れるようなオープンキッチンもあり、とてもゴージャスに見えますが、朝食時間はオープンなところで調理せず、裏で作ってました・・・。
食べ物の種類はNRTやHNDのT3と同じものが食べれます。
今後夜便が出て来れば以前T2のSUITE LOUNGEであったサービス「Dining h」のような夜の食事が出来るようになるのかも知れません。

2階は利用してませんがシャワールームがあります。

食事が終わった後は4階のLoungeフロアでフライト時間までゆっくりしてたら良いのですが、ここでしか飲めない飲料がいくつかありましたので、試しに頼んでみました。
どれも美味しかったのですが、飲み物以上に一緒に提供されたクッキーがレモンの味がしてとても美味しかったです。
メニューで一番最初に出てきたカクテルっぽい飲み物ですが、ノンアルコールでした・・・。
アルコールだと思って避けたのですが、次回機会があれば飲んでみます。

飲み物以外には、プライベートと呼ばれる仕事が出来るような部屋とナッピングと呼ばれる仮眠が取れる部屋もあり、他のSUITE LOUNGEより設備は充実しておりました。
フライトまで4時間とか5時間あればぜひ使ってみたいところではあります。

ANA SUITE LOUNGE入口
奥へズンズン進むと広々とした空間があります。
更に奥へ進むとこんな感じ。非常に明るい。
最奥はこんな感じ。静かに過ごせそうです。
4階のプライベートと言われる空間。T3のSUITE LOUNGEにも似たようなところがありました。
親切のナッピング。横になって仮眠も取れます。
このラウンジ、3層構造になっていました。
3階のダイニング。
飲み物も食べ物もT3 SUITE LOUNGEと変わらず。
こちらでも普通にWebオーダーが可能です。
4階のバーカウンターへ。
オリジナルメニューもあります。
このクッキー、美味しかったです。コーヒーも。

搭乗口まで

出国審査を通過したら右はラウンジ、左は搭乗口へのルートとなっています。
途中、免税店やフードコートがありましたが、どれも規模が小さかったので写真もあまり撮っていません。
元々搭乗ゲートが非常に少なく、便数も少ない為、当然利用客も少ない事も含めて仕方ない事のですが、買い物とかはあまり期待出来ません。

羽田T2国際線制限エリアの免税店。

最後に

初めて利用しましたが、これだけコンパクトになっているので使い勝手は当然良いのですが、羽田なのに制限エリアでは大した買い物が出来ないのは少々寂しく思う旅行客が結構いるかも知れません。
逆に、私のような免税品は全然買わずラウンジでゆっくり過ごしていたい人にとっては、都内からも非常に近く人も少なく快適ですし、ANA便しか使用していない為、プライベート感があっていいかも知れません。

10月末くらいからはT2から飛ぶフライトもかなり増えて、利用できる機会も増えるのでもう1回くらい使えれば良いなと思います。
あとは、羽田T2のANA ARRIVAL LOUNGEも早く再開して欲しいところですが・・・。

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