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中国国際航空 国内線ラウンジが凄い!【某SUITE LOUNGE超え】

国内線でこのクオリティはちょっとテンション上がりました。

22年12月よりほぼ制限無しに移動が出来る環境となった中国で日帰り旅行をしましたが、広東省への帰りの為、出発地である杭州蕭山国際空港より飛行機に乗りました。
ここの空港ラウンジが想像を大きく超える素晴らしいラウンジでしたので、ご紹介します。

杭州蕭山国際空港とは。

中国浙江省は省都の杭州市にある空港です。地下鉄で市中心部から1本30分程度の距離にあります。
国際空港と名乗っているだけあり国際線も就航しており、この時期でもANAが成田便を飛ばしています。
2022年12月時点では成田と関西、アジア、ヨーロッパ、中東、アフリカ便があります。

ターミナルビルはT4まであり、1つ1つはそんなに大きくなくコンパクトな感じでした。
ウィキペディア中文版では、2019年時点ですが年間約4,000万人と中国華東地区では上海虹橋空港(約4,560万人)の次に利用客が多い空港のようで、かなり大きな空港になるようです。

今回は杭州着は深圳航空、杭州発は中国国際航空を使用しましたが同じアライアンスなのにターミナルが異なりました。
深圳航空はターミナル3で地下鉄の駅がすぐ近くにあります。中国国際航空はターミナル4(以下T4)で地下鉄の駅から結構遠い(10分くらい歩く)です。

杭州空港の位置。画面中心少し左にある湖と川の間が中心部。
参照:新浪財経公式サイト 杭州空港T4出発フロア
参照:新浪財経公式サイト 杭州空港T4チェックインカウンター

杭州空港のラウンジはどんな感じ?

保安検査場を超えて3分くらい歩いたところにラウンジがあります。
航空券には私のFFPの情報の記載が無かった為、ラウンジに入る際は航空券とANAのデジタルカードの両方を提示しデータ上で照合してもらって入室する事が出来ました。

杭州空港 中国国際航空の国内線ラウンジ
ラウンジ入ったところ。かなり立派です。
私の航空券。ANAのマイレージクラブ情報が載っていないので、アプリからANAのマイレージ番号と一緒に提示。

外観自体も少し凝った感じなのですが、ラウンジ内は非常に綺麗な感じであります。フロント周辺は中華な感じがありならが、奥はモダンな感じ。
空港ラウンジらしくソフトドリンクやアルコールがありますが、日系国内線ラウンジと違うのは食事であります。
ホットミール、スイーツ、カップ麺だけでなく、麺類はオーダーしてから調理してくれます。出来上がったらブーブー鳴る機械を渡されますが数分で完成します。
味は美味しかったです。醤油などの調味料を入れて自分好みの味にする事も出来ます。
従業員のサービスや応対も全体的に良く、食事が終わったらシレっと食器を回収してくれます。急かしたりは一切ありません。

また、隅っこの方にはマッサージ機とパンダがあります。

他の中国の空港もサービス自体は同様のものがあったりしますが、ちょっと古い感じだったり、食事するテーブルが小さいとか、利用客が結構いるとかで中国だとこんなものかな?と感じてましたが、ここは全く違います。
椅子やソファーもちゃんとしており、利用客も少なく、のんびり過ごす事が出来ました。

ラウンジ受付の左側。電話ボックスも立派です。
ラウンジの奥。ピカピカでとても綺麗です。
ゆっくりくつろげそうです。
食事が置いているところ。画像右奥はスイーツ🍰や果物🍎があります。
麺類はここで頼めば作ってくれます。
ダイニング。60人くらいは入れます。
ワンタンを頼みました。海苔や乾燥エビなどは自分で入れれます。
マッサージチェア。5台もあります。奥は航空会社のマスコットのパンダ。
パンダがもう1頭いました。

唯一残念なところは、ラウンジから飛行機が見えないくらいでしょうか。
深圳のラウンジでも見る事が出来ません。

ラウンジに入った時に搭乗口の場所を調べていませんでしたが、搭乗開始時間にラウンジを出るとラウンジの人が声を掛けてくれて搭乗口までの送迎までしてくれます。
他の搭乗客も乗せて走り出したら3・4分くらいで着きました。多分歩いたら10分以上掛かるかなり遠い場所だったと思うのでかなり楽チンでした。
羽田空港の国内線SUITE LOUNGEだとラウンジから55番搭乗口まで行こうとすると12〜3分くらいは歩く覚悟する必要がありますが、送迎サービスはありません。
(ANA国際線でもそのサービス無いです)

搭乗口まで送迎してくれる車。
楽チンです。空港内の優先度は送迎車>歩行者。
搭乗口。空港職員が防護服を着ていない所に規制解除の雰囲気があります。
深圳空港到着。

国内線SUITE LOUNGEと比較するとこんな感じになり、両方利用した事がありますがサービスも空間もSUITE LOUNGEより立派な感じです。
唯一シャワーはありませんでしたが、深夜・早朝の国際線利用でなければ基本的に不要だと思います。

中国国際航空ラウンジ利用方法。

色々と公式サイトを見てみた感じではこんな感じになります。

スターアライアンスゴールドメンバーでも利用OKなので、SFC(スーパーフライヤーズカード)の人もOKです。

最後に。

この空港、22年9月8日に試験運用開始し9月14日頃より本格運用開始した新しいターミナルビルだったようです。
しかし、その事を知らず、多少疲れてた事も有ってか、T4のターミナル内やチェックインカウンター等全然写真を撮ってなかったんです・・・。
思い返せばめちゃくちゃ綺麗と思っていたのですが・・・。

日本では新しい空港やターミナルビルが建設される事がほとんど無く、作られたとしてもケチったLCC専用ターミナルだったり、コンパクトで使い易いを売りだったりと、今の日本の景気や規模を反映させたものばかりであり、あまり面白みが少ない感じではあります。

その点中国はお金も潤沢?だからかも知れませんが、お金の掛かった建築物やレベルが上がったサービスが今後も増える事が期待出来る体験でした。

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