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中国国内一人旅【ゼロ規制緩和後】

本当に何も確認しなくなりました。

中国では11月から例の「やつ」が増えていった事で移動自粛する為に規制が強化されたりしたのですが、12月に入り突如緩和するようなアナウンスが出て実際その通りそのようになりました。

という事で、緩和後の12月中旬に日帰り旅行をしてきましたので、行く先々でどのようになっているか?お伝えしようと思います。

早速地下鉄と火車に乗ってみました。

時は12月中旬日午前、早速地下鉄と火車を使って深圳空港へ。

まず、地下鉄ですが荷物検査の前に健康コードの確認がありましたが、綺麗さっぱり無くなっていました。
なので、X線の荷物検査のみ行い改札へ。
流石にマスク着用は必須のようですが、それ以外は2019年までの状況に戻っていました。

続いて火車(鉄道)へ乗り込みましたが、地下鉄同様でした。
火車の場合は移動範囲が広い為、今までは48時間の陰性証明だったり、下車し改札通過後に強制的にPCR検査を受ける事になったり、11月の深圳中心部への移動の際は改札通過後の行程カード確認時に広州市に行った記録を見せた途端に3日隔離と言われ、泣く泣く引き返したのです。
今回は、それらが一切ありませんでした。

地下鉄深圳空港駅の入り口。防護服着てる人はいますが健康コード確認は無いです。
先ほどの画像の反対側。ここで先日までPCR検査をしてましたが、跡形も無くなりました。

飛行機はどう?

飛行機に乗る為、空港ターミナルに入る必要があります。
以前は、結構厳しい措置を取っていたのですが、こちらも何も無し。
9月10月は48時間以内にPCR検査を2回受け、陰性証明を取得しないとターミナルビルに入る事すら出来ず、更にターミナルビル入り口でPCR検査を受けたのですが、地下鉄からそのままターミナルに入る場合は爆発物検査すら無しです。そのままターミナルビルへ入れました。

今回の行き先は杭州市。
上海のご近所的ロケーションで深圳からは約1,000km離れています。

空港内でチェックインカウンター、セキュリティチェック前の身分証チェックでも健康コードなどの確認はなく、登場ゲートの時に手に消毒をしたくらいでした。
ここまで、22年12月上旬までの儀式的に行っていた健康コードと行程カードの提示はゼロ。

深圳空港保安検査後。空港職員は引き続き防護服着てます。
そこそこ乗客はいます。ショップもほとんど営業してました。
搭乗口。手に消毒がありました。
杭州に行ってきます。最近はほとんど遅延が無いです。

1000km先の杭州の状況は?

飛行機に乗って約2時間、杭州の空港に到着。
他の省に行くと、イチイチその地域の健康コードをスマホに入れて〜、情報入力して〜、でもなぜか上手くいかずで別のアプリでやり直して〜、挙句の果てに別ルートに行かされそこでも身分証情報を書いて〜、最後にPCR検査を受けて〜、と行き先次第では到着してから自由に動けるまで30分以上掛かる場合もあって、移動が本当に億劫になったのですが、全部一切無し。
降機からバゲージクレーム後の出口までノンストップでした。

その後、旅先で健康コード等を提示する事はありませんでした。

杭州空港到着。気温は昼なのに4度とかで寒いです。
バゲージクレーム。全然荷物が回ってません。
出口方面。出口に防護服着た人2名いましたが、何もしてません。
出口。ここまでノーチェック。楽ではありました。

旅先では世界遺産の西湖へ行ってきましたが、多くの観光客が来ていました。
健康コードは見せなくなったものの、野外でもかなりマスク装着率が高かったです。

世界遺産の西湖。遠くに杭州のビル群が見えます。
湖の中に昔からの建造物がいくつもあります、船で遊覧も出来ます。
西湖がある公園の中にスターバックスがあります。
スターバックスの裏側。テラスでのコーヒー飲めますが、あまりの寒さに誰も居ません。

最後に。

健康コードは多少は確認するような事があるかも、と思っていただけに何も確認せずに旅行が完結するとは思っていませんでした。
さらに行程カードは利用不能になっていました。
中国では規制前後で全く違う世界になったものの、現地で生活している人の行動パターンがあまり変わっておらず、心理は簡単には変わらないことを目の当たりにして、ちょっと不思議な感覚でした。

これで自由に行き来出来て良かった良かった、と思ってたのですが旅行から3日後の火曜日に喉の調子が悪くなり、水曜日に発熱・・・という感じで体調を崩してしまいましたので、一時帰国する時まで大人しくしていようと思います。

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