私が見てる感じでは報道ほど厳しい状況では無かったですが、どのサイトを見てもロックダウンと書かれてましたので。
22年3月に入り、日本のお隣中国では2年ぶりに・・・とかでニュースになってましたが、そんな状況の中でどんな感じか?軽く書いてみます。
事実と、そうでないのと。
22年3月中旬広東省の深圳市やその隣の東莞市でロックダウンになったとの報道がありましたが、厳密には「都市丸ごとの」ロックダウンは起こってません。
ここではロックダウン=封鎖=エリアから一切出れないとか外出禁止、という定義で書いていきます。
このレベルで行くと、都市の中での一部の地域(花園)では確かに封鎖をされていましたが、大きな封鎖でも鎮(市を細かく分けた単位)全体の封鎖であります。
この2つの市では都市丸ごとのロックダウンは起きておらず私自身外出してましたし家の近所で大規模検査がある時しか検査を受けていません。
私が住んでるところではスーパーで普通に買い物も出来ていました。
一方仕事の方では、工場操業を止める事・出勤せず在宅を要求されていた為、部材の入荷が出来ない、出荷出来ない、工場止まった、と騒ぎになったものの、政府が決めた事なのでどうしようもない状況でありました。
それでも、地元当局の方針が地域によって異なる事もあり、当社では工場稼働自体は止めずに続けておりました。
他の要請で言うと、店内飲食禁止、マッサージ店・KTV(カラオケ)・理美容院などサービス事業店舗営業停止、市内バス・地下鉄の運行停止、店舗に入る場合は48時間以内の陰性証明必要となっており、更には花園やマンションへ入る時も陰性証明を要求されます。
そう言う意味では日本の何とか事態宣言と言われる国民にお願いするような甘い措置ではなく、かなり厳しく要請(というより義務)が発生します。
逆にFedexなどの国際貨物は止まっておらず、出荷出来る状況ではありました。
また、市を越える移動は自家用車であれば可能でしたが、公共交通や配車アプリで市を越える移動は出来ません(もしくはアプリで手配が出来ない)。
どんな状況?
書くより見る方が分かりやすいので、画像をざっと並べます。











完全なロックダウンではないが、人や車の量が大幅に減って街全体的に寂しい感じになりました。
3月22日以降は規制が大幅に緩和され、通常に近い状態にまでに戻りました。
最後に
広東省の2つの市以外でも同じような事が起きている都市が幾つかあります。
そちらの方は更に厳しい本当のロックダウンが起きているのかも知れません。
中国への入国時に21+7日の隔離も継続しており、緩まる気配はありません。
これがゼロを目指している国の対応方法です。
ウィズが良いのか、ゼロが良いのか、よくわかりませんが,私自身が置かれている身であればもうウィズにして欲しい!
確かに不便でありましたが、自分ではどうしようも無いので割り切って食料品を多少多めに購入しておくなどの対策に考えを切り替えて過ごした方が良いです。
私の場合はホテル隔離の経験があったので、それと比べると全然余裕でした。