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【多分掲載数最多】日本入国・一時帰国、免税+割引クーポン解説2024

上手く使いたいですが、インバウンドが少ないのでクーポンも以前ほど多くない感じです。【更新】2024年になり激増!

たまに日本へ一時帰国すると、やっぱり買い物したいですよね。
2022年に入り一気に円安に振れているし、確実に本物を購入するとなると日本への一時帰国の際に大量に購入する事になります。
しかし、とにかくお得に購入したい!という事で免税時にクーポンを発行している店を探してみました。

【更新】2024年1月時点の内容です。利用に条件がある為、詳細はそれぞれのリンク等からご確認ください。またサービス中止になる場合もあります。

免税で購入するには?

一時帰国者や日本非居住者の外国籍の人が日本に来て6ヶ月以内に日本出国する場合に免税で商品購入が適用されます。
免税されるものは消費税、食料品であれば8%・その他であれば10%の消費税を含まない価格で購入できます。
いくつか条件があり、全てを満たして初めて免税購入が出来ます。

1、免税店で購入すること。
2、非居住者に対する販売であること。
 ※外国籍の人と日本国籍の人とで条件が異なりますが、外国人だけでなく、日本人であっても一定の条件を満たす者は非居住者に該当します。
3、通常生活の用に供される物品(一般物品、消耗品)であること。
4、所定の手続に基づく販売であること。

⇒詳細は観光庁のホームページをご確認ください。

実際の購入する時の流れはこんな感じです。

①免税店、もしくは免税対応店舗へ行きます。
②欲しい商品を選びます。
③レジに並びます。
④購入する際に「免税で購入したい」事を伝えます。
⑤パスポート提示を要求されますので、パスポートを出してください。【注意1、2】
⑥支払いをします。昔のように何か記入する等の手間はありません。
⑦商品を貰います。【注意3】
※百貨店など、店舗により若干流れが異なる事があります。

免税購入した商品は日本で使用が出来ません。消費したら無くなってしまうものが対象。免税ラッピングされたら出国するまで開封NG。
但し、スマートフォン等のガジェット商品や衣類など購入後即使用はOKです。実証済み。

以下は日本国籍を所有している非居住者が免税を受けることが出来る条件は以下の通り。全てクリアしなければなりません。
条件1:日本入国の押印が無い場合、免税で購入できません。必ず入国審査の際に入国印をパスポートに押印してもらってください。
⇒古い入国印でもダメです。どうせ暴露る。
条件2:一時帰国する日本人が免税購入する場合、海外で住んでいる居留許可証などの提示が必要です。必ず確認されます。
⇒2023年4月より、在留証明または戸籍の附票により、購入時点で「2年以上」海外に住んでいることを確認できる方に限られます。
条件3:本邦帰国後6ヶ月未満であること。

外国籍を有する非居住者はこちらをご覧になった方がわかるかと思います。

免税クーポンとは?

免税クーポンとは、免税で購入できるだけでなく更にクーポンに表示されているパーセントだけ割引してくれるありがた〜いクーポンです。
店によって異なりますが、大体3%〜7%くらいの割引率となっています。
店舗によって異なりますが、免税購入になっていなくてもクーポン分の割引を受けることが出来るお店もあります。

家電量販店。3社

調べる限り、ヤマダ電機・ビックカメラ・エディオンの3社がやってます。
ビックカメラは2020年のどこからの時期からクーポンが無くなったのですが、最近復活しました。
しかし以前より割引率が低いようです。
品揃えだとビックカメラ、割引率だとエディオンになるでしょうか。

免税のクーポンだと、Apple純正商品やPSとかゲーム機等は割引対象外である事がほとんどです。割引対象外でも免税10%はしてくれます。

ドラッグストア。4社

2022年6月ではサンドラッグ1社だけでしたが、今回スギ薬局で免税購入した際、免税で1万円以上購入したら免税とは別にその場で3%割引をしてくれます。
2024年に入って、マツモトキヨシやココカラファイン、コスモスなどでも割引をやり始めました。

ムヒとリップクリーム爆買いのレシート。レジの方が3%引きのバーコード読み込んでくれました。

2024年現在ではもう2社増えてました。

雑貨系。3社

眼鏡屋のJINSが免税のクーポンを出してました。5%。
以前はドン・キホーテも免税クーポンがありませんでしたが、復活しました。
スポーツ用品では、Alpenグループ(アルペン(Outdoors含む)・SPORTS DEPO・GOLF 5)でも免税+5%引きをやっています。

百貨店・デパート。4社(探せばもっと有る筈)

百貨店でもクーポンがあります。このクーポンはなんと免税関係なく5%割引となります。
5%引いてもらってから、免税専用窓口で免税手続きする事で消費税分(少し手数料取られますが)が返ってきます。
ここでは三越伊勢丹と阪急阪神のものを載せてます。(髙島屋とかでもやってます。)
東京なら新宿伊勢丹、大阪なら阪急うめだ本店が規模・品揃えが一番多いと思います。
どちらも5%割引ですが、三越伊勢丹なら税抜3,000円以上、阪急阪神なら税抜1,000円以上商品が割引対象となります。
三越伊勢丹は全国の店舗で利用可能で3年間有効なので使い勝手は良いのですが、「訪日外国人で非居住者の方」が条件となっているので一時帰国の日本国籍の人はダメかも知れません。
免税手続きの手数料も少し取られるようです。

私も阪急阪神を利用出来ましたので一時帰国の人でもOKです。
利用可能店舗は一部の店舗のみで利用可能です。
(阪急うめだ本店、神戸阪急、博多阪急、MEN’S OSAKA、MEN’S TOKYO、阪神梅田本店のみ)
阪急阪神の場合、先にレジで代金支払います。その時にクーポンを提示すると5%引きをしてもらえます。免税手続きは免税カウンターで手続きします。
何故か免税手続きで1.55%を手数料で取られてしまいますが、代金支払い時に阪急阪神のポイントが付けれます。
本来、免税購入の場合お店のポイントとかは付与されないので、やり方次第では更にお得に買い物が出来ます。

免税してもらう際に、購入時に使用するクレジットカードは免税対象者本人のカードが必要です。
免税カウンターでパスポートと購入した時のレシートとクレジットカードの照合をします。

阪急うめだ本店で貰ったクーポン。非居住者専用。買い物前に貰いましょう。
使える店舗。結構限られてますので注意が必要です。

阪急では「※一部優待除外品あり」とありますので、某ハイブランドはクーポンで割引されないかも知れません。

最後に。

今月10日から海外からの入国制限が少し緩和され、観光目的での来日が増える事でこのような割引も徐々に増えると思います。
ありがたい反面、それを狙ってあちこち店舗を回るのが結構大変だったり、同じ商品なら空港の制限エリア内で購入した方が安かったりと、費用対効果や運次第ではそんなに得をしない事もあると思いますので、上手に使えると良いですね。
あと、免税購入では大人気のAppleが6月21日から免税購入辞めた、らしいので要注意です。

免税手続きが電子化された為、「日本入国時のパスポートへの証印」「海外居留証明」などが無いと絶対に免税購入出来ませんのでご注意ください。

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