やり方、難しくないです。多分。
日本入国時に、ファストトラックを利用すると良いらしいです。
空港検疫を過去2回経験してますが、最速で1時間30分、もう1回は3時間強掛かっていましたが、少しでもこの時間が短くなると入国後の行動方法が大きく変わるので実際に登録申請をやってみました。
2022年6月時点の情報です。時間がある経過すれば内容も変わりますので、ご注意ください。
ファストトラックとは?
2022年6月現在、厚生労働省が空港入国で水際対策を行なっています。空港検疫です。
この空港検疫では、幾つかの必要な書類がありました。それらを全てAPPで登録・申請をしてしまい空港検疫時の作業者の手間や負担を大幅に削減しながら管理運営レベルを維持し、入国者側には空港検疫に掛かる時間を短縮します。これが今回のファストトラックです。
我が国は、老若男女誰でも出来るようにする為、APP等を積極的に導入する印象が少なかったのですが、今回導入したのは少し驚きを感じました。
まずはインストール(もしくはアップデート)
これをやるにはMy SOSアプリが必要です。
これが無いと始まらないので、まだインストールしていない人はスマートフォンやiPadにインストールしましょう。
既にインストールしてた方も、この画面の場合はファストトラックの申請が出来ません。
その場合は、下のURLをタップしてらMySOSアプリが起動し確認画面や入力画面が出てきますので確認ボタンや入力を完了させるとファストトラックが出来るようになります。
申請方法。
申請の為に4つの事項で事前登録が必要です。全部登録完了したら、自動的に申請されます。
質問票(手元に書類などは不要)
日本到着日やフライト情報、日本での滞在場所の記入が必要です。
これが確定していないと、入力完了出来ません。
誓約書(手元に書類などは不要)
違反すると氏名公表などがある事に承諾するものです。
連絡先や宿泊施設などを入力します。
宿泊先が決まっていない場合、入力完了出来ません。
ワクチン接種証明(手元に書類が必要な場合があり)
ワクチン接種証明が無いと日本入国時に自宅待機期間短縮などの優遇措置を受けることが出来ない場合があります。
証明書は写真で撮影し、MySOSからアップロードする必要があります。
日本政府が2022年6月1日から日本へ行く直前の出国する国を3つに分類していますが、青に設定された国はワクチン接種証明は不要です。
PCR検査陰性証明(手元に書類が必要、例外無し)
日本行きフライト出発時間から遡って72時間以内にPCR検査受診と陰性結果で無いと日本入国出来ません。
その証明書が必要です。書類フォーマットは厚生労働省指定ですので、それ以外のフォーマットの陰性証明はNGです。
医療機関での発行はほぼ紙になると思いますので、証明書を写真で撮影し、MySOSからアップロードする必要があります。
日本到着6時間前に申請手続きを完了させる必要があります。(全員同じ)
日本行きのフライト時間ではありません。日本到着時間です。航空会社のフライト到着時間から算出されていると思います。
欧米発のような長距離フライトだと飛行機搭乗後にWi-Fiが繋げる事が出来るなら機内での申請手続きが間に合うと思います。
中国などの東アジア発ですとフライト時間までに承認完了していないと日本到着後の空港検疫でファストトラックが使用出来ません。
フライト前日までに完了させましょう。
と、文章で書くとこんな感じなのですが、画像で見てもらう方がわかりやすいので、私が申請した時の画像を順番に載せます。
その他、日本到着までMySOSアプリの「入国者健康管理センター」の画面の色が黄色の時や上手くいかない場合はこちらをご覧下さい。
最後に。
実際に申請作業した感じとしては、日本の政府関連のWeb申請にしては楽に出来ました。
スマホ全然使えな〜い、という方は画像アップロードに少し苦戦するかも知れませんが、使い方に慣れるにはちょうど良い感じかと思いました。
日本時間で夜10時以降に全ての登録が完了し、申請〜承認完了までちょうど1時間でした。
某国が2年前からWebやAPPで申請と承認をやってますが、かなり事細かく入力が必要で承認完了までの時間が昼間でも数時間掛かりました。
それと比べても今回の日本のファストトラック登録はサクサク進められました。申請方法などのシステムの完成度はかなり高いです。
後日、日本入国時の空港検疫でどれくらい楽になるか?を書きますが、どれくらい楽になるのかが気になります。
日本のこの手のものはやってみたものの、入力は煩雑・実際使用する時も手間が多いなどいい感じな経験の記憶があまり無いので、当日うまく行けばいいな〜とは思います。