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静粛性高いスーツケース、どっちも凄かった【比較とレビュー】

静粛性を生み出す方向性が違います。

以前、スーツケースのお話を書きました。
その時に静粛性が選択肢の1つになるという事を書きました。

今回、2022年6月に日本へ一時帰国した際に、飛行機への持ち込み可能なスーツケースを1つ購入しました。
静粛性が高いことを謳っているスーツケースです。
そこでどっちが静かなのか?等、私の主観ですが比較して白黒付けてみました。

今回購入したBrightechとは。

THE CASE FACTORY 株式会社がクラウドファウンディング「Makuake」で募集を掛けたスーツケースのキャスターの開発案件で商品化されたホイールを採用したスーツケースです。

特徴①サスペンションが搭載されています。

段差のある地面の上で転がした時にサスペンションが段差による振動を吸収します。
それにより、振動によって発生する音を極力発生させないようにしています。

特徴②キャスター交換が可能。

スーツケースで壊れ易い部位の1つがキャスターです。
このキャスターが壊れても簡単に交換可能となっています。

(個人的主観ですが)値段相応?スーツケース全体の作りが強固な感じがしない。

使い方次第だと思いますが、過酷な使い方でも耐えれるのか少々不安です。

静かなスーツケースと言えばエンドー鞄。

静粛性の高いスーツケースを探すと出てくるのが、エンドー鞄のFREQUENTERという商品です。
こちらのスーツケースも静粛性が高いことを謳っており、私も数年前に購入しましたがとても静かです。

特徴①ホイールが分厚く柔らかいゴムになっている。

今まで見てきたスーツケースのホイールで最も厚みのあるゴムホイールになってます。

特徴②キャスター交換が可能。

こちらもキャスターの交換が可能です。
こちらもBrightec同様、簡単に交換可能です。

(個人の感想ですが)3年使ってますが、どこも壊れてません。

荷物をパンパンに入れて、国際線でもバンバン使ってますが、どこも壊れていません。

見せてもらおうか、静粛性スーツケースの性能とやらを。

それぞれのスーツケースのホイールから外観・中身などを比較してみました。
サイズがBrightechの方が33Lで前開き有り、FREQUENTERの方が60Lで前開き無し、と違うので単純比較は出来ませんが

①本体外観

完全に好みですね。
FREQUENTERの方が安っぽく見えない感じ。艶があるからでしょうか。でも表面がザラザラしてるので傷は目立ちにくいです。
Brightechも表面はマット処理していますが、艶が無いからか若干安っぽく見えます。
カラーバリエーションは、Brightechは33Lで前開き有りなら5色展開、FREQUENTERは60Lではなく34Lで前開き有りのタイプなら5色展開と色は豊富です。

②中の構造

どちらも可も不可もなくでしょうか。

2〜3日の出張⇒旅行であれば、小さいスーツケース1つで行く事があるでしょうから、前開きは有った方が楽だと思います。
大きさが異なるので単純比較ができませんが、FREQUENTERの方はファスナーを閉めても中身が見えるので便利だと思います。

Brightechのスーツケースの中身。
Brightechのフロント開口部の中身。PCとか入れ易いです。
FREQUENTERのスーツケースの中身。

③キャスター

どちらも自分で交換可能です。
Brightechは1個1,700円(税込)、FREQUENTERは2個3,850円(税込)とBrightechの方が若干安いです。

(ここだけ写真が逆です。左がBrightech)両者のホイール。設計思想が全く違います。

④走行性・静粛性

スマートフォンをスーツケースの上に置いて騒音を測定するアプリを用いて測定しました。

今回の2つと、もう1つ以前買った仕事用のスーツケースの3つで比較しました。

左からFREQUENTER、仕事用スーツケース30L、Brightech。
ホイールの大きさが全く違います。
騒音測定の結果。左からFREQUENTER、仕事用スーツケース30L、Brightech。
円のグラフよりも下の波長みたいなグラフの方が印象として合ってます。
Brightechは57dBと表示されているが、仕事用スーツケースの方が明らかにうるさかったです。

結果は上記の画像の通りなのですが、仕事用のスーツケースは今回の2つ比べるとうるさいです。
測定方法は、スマートフォンのアプリを起動させ、スーツケースの天面の持ち手付近に置いて転がしました。
Brightech 33LとFREQUENTER 60Lの比較ではほぼ同じような感じでした。
サイズが違う分、公平な測定にはなっていませんが。

実際に使ってみると、Brightechは路面の凹凸をホイールの中のバネで振動を吸収している感じがありますが、FREQUENTERの場合はホイールの車輪のゴムが柔らかいので、そこで振動を吸収しているように感じます。
若干の路面凹凸ならBrightechのホイールの方が静かに感じましたし、ハンドルへの振動も少なかったです。

⑤その他

ハンドルはFREQUENTERの方が長い棒1本で伸縮しますが、Brightechは伸ばすと短い棒が段階的に出てくる感じ(表現が上手く出来ないのですがわかりにくいかも)で、FREQUENTERの方がストレスがないです。
上と横についている持ち手はFREQUENTERの方が握った時の感触は良い感じです。
ただ、ここにタグのシールの粘着部が付着するとなかなか綺麗に除去できません。

Brightech(右)の方が伸びます。

持ち手を持った時のスーツケースのバランスはFREQUENTERの方がバランスが良いように感じました。
中身の荷物の状態で体感が変わるのですが、2つを見比べるとスーツケースを開くファスナーの位置や持ち手の位置が異なります。
Brightech 33Lはファスナーは中央、持ち手はハンドル寄り。
FREQUENTER 60Lはファスナーはハンドルの反対寄り、持ち手は中央に近いように見えますので、これが持った時のバランスに差があるのかと思います。

スーツケースの持ち手の位置。FREQUENTERの方が重量バランスが均等な感じです。

⑥値段

Brightech 33Lが楽天で10,000円前半。
FREQUENTER 34L(前開き有り)が公式通販サイトで30,000円程度
明らかにBrightechの方が安いです。

結論。

少しちゃちい(安く脆そう)が値段がとにかく安いのが良い!ならBrightech、全般的にしっかりした作りで多少高くても良い!ならFREQUENTERになると思います。
どちらも満足度は高いです。

と、記事書いて1ヶ月ほどアップせず放置してた間に日本へ一時帰国し中国へ飛びましたが、中国到着空港でピックアップしようとスーツケースを見たらBrightechの方のフロントのファスナーが壊れてました・・・。
荷物をいっぱい入れたから?にしてもフロント開口部のファスナーが壊れるって、多分到着空港の荷物の扱いが悪かったからだと思います。
6月購入してもう壊れるなんて・・・。

商品の品質は値段で変わるものだと思いました。
全体的な作りはFREQUENTERに軍配上がりますので海外旅行でガンガン使っても簡単には壊れない(個人的経験)感じではあります。
日本国内での短期出張や旅行であればBrightechで十分良いと思います。

他に欲しいスーツケースもありまして。

今回スーツケース購入で悩んだ商品が1つありました。

サムソナイトのC-LITEという商品。
数年前に発売されたCOSMOLITEの改良版です。特徴は・・・、
・とにかく軽いが継承。(1.9Kg、Brightech 33Lが3.2Kg、Frequanter 34Lが3.4Kg。スーツケースは軽さも正義です)
・33L版は40Lまで拡張可能(但し、拡張時は機内持ち込み不可のサイズまで大きくなる。)
・COSMOLITEの時のハンドルがシングルからダブルに変わり、握りやすくなった。
・COSMOLITEの時の4x1のキャスターから流行の4x2のキャスターになった事で走行時の安定性が向上。
・デザインはBrightech・FREQUENTERそれぞれと比べてもかなり高級感がある。
と良い点はそのままに、確実にバージョンアップされた商品となっていました。

価格も33Lで正規品は6万円後半でしたが、楽天などの並行輸入品は3万円中盤と商品の割に安かったので真剣に悩みましたが、結局買わず仕舞い。
理由は、走行時うるさいです。店頭で実物を触ってきましたが、贔屓目に見てもうるさかったです。
うるさくなければ即購入したと思います。

デザインもかなり好みでもあり、店頭で現物を何度も触ってみたのですが・・・、残念。

最後に。

どちらも静粛性含めて満足しております。
強いていうなら、どちらももう少しデザインが良ければなお良しなのですが・・・。
サムソナイトやRIMOWAなど海外のメーカーはどれも転がすと、とてもうるさいのですが静粛タイプを見た事がありません。
海外だと音に関しては気にならないものなのでしょうか。気にならないのでしょうね。

それぞれのメーカーのキャスターの設計が大きく異なっている点は面白く、それぞれの良い点を合体させた新しいキャスターが有れば、より静かな走行が出来るのでは無いかと思います。
当分購入する事は無いスーツケースですが、この2つを超えるような静かなスーツケースが発売されれば、試してみたいです。

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